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【ソフトバンクグループ】 孫正義氏が「投資先厳選」宣言

財界オンライン / 2022年7月7日 11時30分

孫正義・ソフトバンクグループ会長兼社長

5兆円近い利益を出した決算から、わずか1年で過去最大となる1・7兆円の最終赤字に転落したソフトバンクグループ。株主総会で孫会長兼社長は何を語ったのか――。

 

デスク「ソフトバンクグループの会長兼社長の孫正義氏が投資先を厳選するんだって?」

記者「ええ。2021年3月期に4兆9879億円と国内日本企業で過去最大の純利益を叩き出した同社ですが、一転、22年3月期に過去最大となる1兆7080億円の最終赤字を計上しました。投資先が総崩れとなった形で、定時株主総会で株主からは株価や投資戦略について質問が相次ぎ、孫氏は『市場が怪しい時には借り入れ比率、LTV(Loan to Value=保有資産に対する負債の割合を25%未満に)を徹底的に守る』と宣言したのです」

デスク「これだけ業績の浮沈が激しいと大変だね」

記者「普通はそう思いますが、孫氏は『長い目で見て進化に投資する。進化に逆張りをすると破滅する』と宣言。半導体設計会社の英アームを軸に、今後も技術革新の最先端にあるAI(人工知能)やユニコーン企業(企業価値10億ドル以上の未上場企業)への投資に意欲的です」

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