JFEが脱炭素に向けて岡山・倉敷の高炉を電炉に転換
財界オンライン / 2022年9月13日 18時0分
編集部内の会話から時の話題を紹介する本コーナー。今回は大手鉄鋼メーカーの脱炭素に向けた動きです。
デスク「JFEスチール(北野嘉久社長)が脱炭素に向けて電炉の活用を進めるそうだね」
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記者「2027年頃に、同社の西日本製鉄所倉敷地区の高炉1本を大型電炉に転換する方針です。高炉法では、鉄鉱石を還元する際に石炭由来のコークスを使用しますが、鉄鋼業界が排出するCO2(二酸化炭素)のうち約8割が、この還元の段階で発生しています。電炉は鉄スクラップを溶かして鉄を生産する電炉は、電源にもよりますがCO2発生を高炉の4分の1程度に抑えられるとの試算もあります」
デスク「電炉の課題は?」
記者「原料である鉄スクラップには不純物が多く、高級鋼板の製造が難しい他、中国などとの奪い合いで鉄スクラップの価格が高騰するリスクもあります。ただ脱炭素の流れを受けて日本製鉄、神戸製鋼所の国内勢、米国、中国、欧州もこぞって電炉シフトを進めており、日本勢は技術開発で先行し、CO2削減を強みにしていく必要があります」
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