貨物事業で最終損益に差 黒字の【ANA】、赤字の【JAL】
財界オンライン / 2022年11月28日 15時0分
デスク「航空会社の業績が上向き始めたようだね」
【株価はどう動く?】日本の個人マネーは新興株へ、「日本版ニフティ・フィフティ相場」到来か?
記者「ANAホールディングス(HD)の2022年中間決算は3年ぶりに営業黒字となりました。水際対策が緩和され、日本発のビジネス需要や駐在員の一時帰国需要の回復が強まりました。国際線旅客数は21年比で約5倍、国内線は2・2倍弱に増加しています」
デスク「日本航空(JAL)は?」
記者「EBIT(利払い・税引き前損益)が約4億円の黒字と3年ぶりの黒字転換です。ただ、純利益ではANAHDは黒字化しましたが、JALは赤字。貨物が明暗を分けた形です。ANAHDは貨物専用機材を保有していますが、JALは保有していません。ヒトとは対照的に、活発に動くモノの需要をANAHDが捉えました」
デスク「JALも貨物専用機材を購入するのかな」
記者「その予定はありません。10年の経営破綻を機に貨物専用機の運航から撤退したからです。ただ、海運市況がピークアウトしており、物流の停滞感が出始めているだけに、ANAHDも油断できません」
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