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【IT業界を変革】樺島弘明・エル・ティー・エス社長「DXに意欲のある先進的企業の成長をサポートする」

財界オンライン / 2022年12月2日 18時0分

樺島弘明・エル・ティー・エス社長

10年単位で成長プランを考え、実行してきた
 当社は企業変革を支援するプロフェッショナルサービス事業と、IT業界の変革を推進するプラットフォーム事業を展開しています。DX(デジタルトランスフォーメーション)に意欲のある先進的な企業の成長をサポートし、お客様の成長に貢献する会社でありたいと考えています。

【写真で見る】2022年10月本社移転、エル・ティー・エスの経営に密着!

 2002年の会社設立から今年で20年の節目を迎えました。

 創業からの10年は、創業期で試行錯誤に追われ、何とかリーダーシップをつくってきた10年。次の10年は事業モデルを固めたり、お客様の中で当社のブランドを確立したり、経営の仕組みや方針、採用基準を固めていった10年でした。いわば、これまでは次の飛躍へ向けた準備の20年。これまでの20年を踏まえて、次の30年に向かって飛躍しようという段階です。

 われわれはアジアで5本の指に入る企業になろう。日本国籍でも、外資系に負けない会社にしようと考えています。こうした30年計画で成長を図るにあたり、2017年には東京証券取引所マザーズ市場へ上場しました。ちょうど半分の会社設立15年目に上場できたということで、会社の組織づくりには一定の手応えがありました。

 他のIT企業の中には、一気に売上規模を伸ばしたり、時価総額を追い求める会社もあるかもしれません。それは否定しませんが、われわれは、人を磨きながらでないと、事業を伸ばしていくことはできないと考えています。組織に適した人材を集める速度や規模を拡大する速度をあえて揃えていかないと、品質が劣化したり、ブランドが地に落ちてしまいます。そういうことを考えて、10年単位で会社の成長プランを考え、実行してきたということです。

 10月には本社オフィスを東京・赤坂に移転しました。コロナ禍でテレワークが進んだ半面、社員同士のコミュニケーションが少なくなったという課題も見えてきました。新本社では社員同士の連携を深め、グループの相乗効果を今まで以上に発揮したいと考えています。

 これまで当社は、お客様がDXを実現するために、お客様自らが変革を実行できる組織能力を醸成することをサービスの提供価値として位置付けてきました。今後はこうした方向性をさらに進化させ、お客様自身が変革を日常化し、内製化できるようなお手伝いができればと。

 そうすることによって、当社のビジョンでもある『世界を拡げるプロフェッショナルカンパニー』になりたいと考えています。

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