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資生堂社長に藤原憲太郎氏 苦戦する中国事業立て直しが急務

財界オンライン / 2022年12月16日 7時0分

藤原憲太郎・資生堂次期社長

編集部内の会話から、時の話題を紹介する本コーナー。今回は化粧品大手・資生堂の社長交代。

デスク「資生堂で社長交代があったね」 

【あわせて読みたい】【一時、時価総額で花王超え】資生堂・魚谷雅彦社長が進める「高付加価値化粧品」戦略

記者「2023年1月1日付で社長の魚谷雅彦氏が会長兼CEO(最高経営責任者)、社長兼COO(最高執行責任者)には常務の藤原憲太郎氏が昇格します」 

デスク「藤原氏はどんな人物?」 

記者「1966年12月岡山県生まれで、91年に香川大学大学院農学部農芸化学科卒業後、資生堂に入社しました。ドイツ駐在を中心として海外畑が長く、欧州、韓国の他、直近は中国事業を担当。また、デジタル事業への知見も深いことから白羽の矢が立ったようです」 

デスク「足元では業績が厳しい状況にあるね」 

記者「20年12月期には8期ぶりに最終赤字になるなど、国内、そして注力する中国でもコロナの悪影響を受けています。特に中国では都市封鎖で痛手を負いました。藤原氏はマスクが定着して化粧需要が減少した日本、そして中国の立て直しを図れるかが問われます」

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