【ネット証券はどうなる？】マネックスグループ・松本大社長CEOが語る「2023年の決意」

松本大・マネックスグループ社長CEO

今は非常に環境変化が激しいですから、それに耐え得るビジネスポートフォリオを構築する必要があります。中でもグローバル化を中心とした分散は非常に重要だと考えています。 

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　当社はアメリカにトレードステーションというグループ会社を持ち、かなりの規模のビジネスを展開しています。ドル高、金利上昇の好影響を受けていますが、お客様にも同様の投資機会を提供できることが強みです。 

　暗号資産事業も日米で手掛けていますが、足元では「氷河期」とも言われる状況です。マクロ的な調整局面に入っていると捉えていますが、「プログラムできるお金」には将来性があり、今後、さらに重要なビジネスになると確信しています。 

　世界的インフレ圧力がありますが、日本はまだその状況ではありません。ですから人々の購買力が高く維持されています。その中で企業の「稼ぐ力」が伸びることが期待され、2023年は日本の株価には大きな上昇チャンスがあると見ています。