18年ぶりにビール類の市場が増加 本業のビールが問われる23年
財界オンライン / 2023年2月22日 11時30分
デスク「2022年のビール類の販売数量が増加したって?」
八芳園・井上義則社長「婚礼で培った企画力を生かし、『交流文化創造拠点』として発展していきたい」
記者「18年ぶりの増加です。大幅に落ち込んだ21年に対し、22年は行動制限の緩和で飲食店向けの回復が大きく、『飲食店でのビールを我慢していた』という消費者が動き出しました」
デスク「23年はどうなるの」
記者「10月に2回目の酒税改正が控えており、ビールが安く、新ジャンルが高くなります。そこでビール4社はビールの定番商品に注力。キリンビールは『一番搾り』を2年ぶりに刷新し、サントリーも『ザ・プレミアム・モルツ』を6年ぶりに大幅刷新(写真)。サッポロビールは『ヱビス』ブランドの中でも高価格商品を投入します」
デスク「各社は強気なのかな」
記者「アサヒビール社長の塩澤賢一氏が『ビールへの回帰が加速する』と語るなど、ビールは前年比増を見込みますが、市場全体では減少を見込んでいます。ビールという本筋の商品力が問われる1年となりそうです」
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