「サービスロボット」社会実装へ 東急不動産、森トラストなどが連合

サービスロボット成果報告会

編集部内の会話から、時の話題を紹介する本コーナー。今回は「人と共存するロボット」について。

デスク「人間が行う動作や作業を支援する『サービスロボット』の普及に向けて、官民連携が進んでいるようだね」

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記者「警備や配送、清掃にロボットを活用すべく2022年に設立された『ロボットフレンドリー施設推進機構』には施設側から東急不動産や森トラストといったデベロッパー、メーカー側からはパナソニックホールディングスなどが参画しています。これを経済産業省も支援している形です」

デスク「サービスロボット普及に向けた課題は？」

記者「工場など製造現場ではロボットが動く前提で環境が構築されていますが、オフィスなどは人との共存、階段や傾斜などがあり、ロボットが動きやすい環境ではありません。状況を改善しなければ諸外国との競争に遅れを取ります。東急不動産が開発した『東京ポートシティ竹芝』は20年の開業以来、ロボットなどの実証の場ですが、ここで得た知見をどう生かすかが問われます」