値上げラッシュが続く中、ファミリーマートが実質値下げ
財界オンライン / 2023年8月23日 7時0分
値段据え置きのまま人気商品を約40%増量
値上げラッシュが続く中、ファミリーマートが期間限定ながら、実質値下げを実施し、話題になっている――。
ファミリーマートが8月1日から新たなキャンペーン企画を始めている。その名も『お値段そのままデカくてうまい!!だいたい40%増量作戦』。全国約1万6500店舗で、お惣菜やサンドイッチ、デザート、お菓子などの人気商品を、値段据え置きのまま約40%増量。全16種類の商品が週替わりでお得に買い物できるキャンペーンだ。
「昨年実施時には『ファミマが太っ腹』などのお声をいただいた。お客さまに『たのしいおトク』がたくさんあると感じていただければ」(同社)
近年はロシアによるウクライナ侵攻などの影響で、あらゆる原材料価格が高騰。産業界で値上げが相次ぎ、ファミリーマートもこの1年で弁当や中華めん、パスタ、パンなどを値上げ。他のコンビニエンスストアチェーンでも同様の値上げを余儀なくされた。
帝国データバンクの調査では、雪印メグミルクや江崎グリコなど、今年8月に値上げを実施した食品は1102品目に上るという。このため、「8月の値上げは、パック牛乳など価格の変動に敏感な日配品が中心で、生活防衛志向や値上げ疲れがより進行する可能性がある」(帝国データバンク)としている。
コンビニ業界では、ローソンも今年6~7月にかけて増量キャンペーンを実施。ミニストップも今年3~4月に同様の増量フェアを実施していた。
ただ、各社とも、こうした取り組みは約1カ月間の期間限定で、基本的に足元の物価上昇圧力は強い。消費者の節約志向が高まる中で、いかに〝お得感〟を出していけるか。各社の試行錯誤が続く。
ローソン社長・竹増貞信の「デジタル活用と温もりある店づくりの両立を」
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