JERA社長CEO兼COO・奥田 久栄「それぞれの国で最適なエネルギーソリューションを!」
財界オンライン / 2023年9月25日 7時0分
脱炭素と安定供給を両立させていくには、再エネとゼロエミッション火力を組み合わせてやっていくことが大事だろうと考えている。われわれは再エネ開発に加え、ゼロエミッション火力や水素・アンモニアのバリューチェーンを自分たちでつくっていく。いろいろなオプションを提供できることが重要だ。
もちろん、再エネ開発はフルアクセルでやっていくが、再エネに置き換わっていくまでには時間がかかる。現実的には再エネをやりながら、火力発電所自体のCO2排出量を下げて、最後はゼロエミッション火力に持っていく。われわれはそれを並行してやっていくし、そのオプションを組み合わせることで安定供給を損なうことなく、確実に脱炭素を進めていきたい。これは日本だけでなく、東南アジアも同様に考えている。
どうしても脱炭素=電源を再エネに、と考えがちだが、それぞれの国で最適なソリューションはそれぞれ違う。再エネ100%を達成しやすい国もあれば、そうでない国もある。地理的条件や経済条件、社会のインフラ状況によって違いがあるので、いろいろなオプションを組み合わせて脱炭素と安定供給を図っていくことが大事。そういう風にしないと、現実的に脱炭素は進まないと思っている。
既存の電力会社は一つの完成されたモデルを形成していて、地域社会と密着して活動するのに最適なカルチャーになっている。JERAはローカルな部分もあるが、それに加えて、ローカルにもグローバルにも通用するような新しいカルチャーをつくっていこうと考えている。
社会に対して、エネルギー分野で次々と新しい価値を送り出していく。そういう楽しさにあふれた会社にしたい。
ENEOSホールディングス社長・齊藤猛「エネルギー・素材の安定供給と脱炭素社会の実現に貢献していく」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
関西および北陸のアイングループの薬局における太陽光発電所によるオフサイト型コーポレートPPAの導入について
PR TIMES / 2024年11月28日 11時40分
-
国内最大規模となる150MWの太陽光バーチャルPPAに関する基本合意契約を締結
PR TIMES / 2024年11月27日 12時45分
-
東京メトロとJERAグループはゼロエミッション化に向け、太陽光バーチャルPPAを締結
PR TIMES / 2024年11月26日 16時45分
-
日立が東邦ガスと、環境省の公募事業「令和6年度既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築・FS事業」に採択され、フィジビリティスタディを開始
PR TIMES / 2024年11月18日 12時45分
-
JERAとの株式売買契約締結によるLNG輸送船保有会社への出資参画について
PR TIMES / 2024年10月31日 17時15分
ランキング
-
112月の電気代、大手9社で値下げへ 1月からは補助金も再開
日テレNEWS NNN / 2024年11月28日 15時14分
-
2ダイハツ 軽トラ「ハイゼット トラック ローダンプ」約5千台リコール届け出
ABCニュース / 2024年11月28日 15時44分
-
3ヨーカ堂買収、争奪幕開け 入札に住商や米ファンド
共同通信 / 2024年11月28日 22時9分
-
4東京4位、日本から4都市 世界都市ランキング100
共同通信 / 2024年11月28日 14時52分
-
5業績悪化のユニチカ、上埜社長ら全取締役が辞任へ…ガバナンス強化に向け新体制へ
読売新聞 / 2024年11月28日 18時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください