富士通が2024年度に本社を神奈川県川崎市に移転

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デスク「富士通（時田隆仁社長）が東京・汐留の本社を移転するね」

記者「はい。同社はコロナ禍で従業員のテレワークが一気に普及したことから、外部のシェアオフィスを活用することで、首都圏エリアにある固定的なオフィスを縮小することを決めました。汐留にあるコーポレート機能や点在するテクノロジー開発機能を川崎工場（神奈川県川崎市）に段階的に集約し、2024年度上期中に全ての部門が移転する予定です」

デスク「コロナ禍で人々の生き方や働き方も大きく変わったしね」

記者「ええ。富士通ではコロナ禍で従業員が主体的に場所や時間を選択する働き方を推進してきた結果、従業員の出社率は2割程度まで減少。固定費削減という観点も含めて、オフィスのあり方を見つめ直してきました。産業界では今もテレワークを基本としている会社や、全員出社に回帰した会社など、対応が分かれており、今後も産業界で柔軟な働き方の模索が続きそうです」

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