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セブン銀行・松橋正明社長が語る「現金の出し入れから情報の出し入れができるサービスプラットフォームへATMを進化させていく!」

財界オンライン / 2023年10月11日 7時0分

松橋正明・セブン銀行社長

「現金の出し入れを中心としたサービスから、今後はスマートフォンやマイナンバーカードなどを活用して、お客様と企業をつなぐことによって、現金とは違う情報の出し入れができるサービスプラットフォームとしてのATM(現金自動預け払い機)へ進化していく」

 セブン&アイ・ホールディングスの金融事業会社として、ATMプラットフォーム事業を手掛けるセブン銀行。現在はグループのセブン-イレブンやイトーヨーカ堂だけでなく、空港や駅など、全国に設置する約2万7千台のATMを通じて、様々なサービスを提供している。

 9月26日に開始した新サービス『+Connect』で見据えるのは、金融機関に加え、事業会社や行政との連携。ATMを活用して口座開設や住所変更だけでなく、生損保の加入、ローンの申し込みや行政手続き、ホテルのチェックインなど、提供サービスの拡充を目指している。

 24年春には、顔認証を使った入出金を開始予定。手ぶらでATMを利用できる新サービスとなる予定で、全国展開は国内初となる。

「まだまだ日本人の現金志向が根強いとはいえ、キャッシュレス化で、今まで以上に幅広いサービスが求められている。当社はセブン-イレブンから、お客様の立場で考える、そして、新たな挑戦を続けるという2つのDNAを受け継いでいる会社。金融業でありながら、テクノロジー系スタートアップ企業のつもりで、人と企業をつなぐ新たなサービスを提供したい」

 金融業界では珍しいエンジニア出身社長。2001年の同社設立前から、一貫してATMの開発に関わってきた。昨年6月の就任から1年余、現在は顧客の『あったらいいな』『できたら便利』を追求する日々。

「あっという間に走り抜けた1年3カ月。すでに新しい領域の技術をリサーチし、R&D(研究開発)していく部隊を立ち上げたので、新しいテクノロジーを駆使して、今まで以上に重要な社会インフラの役割を担い、安心・安全で便利なプラットフォームにしていきたい」

マネックスグループ社長・清明祐子の「アセマネ」戦略「顧客の資産を増やすためのサービスで差別化」

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