ファーストリテイリング会長兼社長・柳井正の『課題に真正面から向き合い、解決することが次の成長につながる』
財界オンライン / 2023年12月8日 7時0分
「仕事は想定外ばかり。その課題に対して正面から向き合って、何とか正面からぶつかって解決してやろうと考えるのか、それを苦労と考えるのかで大きく、その後が変わってくるのではないか」
中国での景気減速やウクライナ・パレスチナ危機などの地政学リスクの高まりなど、経営環境の先行きに不透明感が漂う世界経済。
そうした状況にあっても、柳井氏は「課題を避けようとすると、余計にその課題が迫ってくる。だから、それを正面から解決することが大事」と、気の持ちようの大切さを語る。
今期(2024年8月期)、同社初の売上高3兆円突破(3兆500億円)を見込むファーストリテイリング。
近年、同社のけん引役となっているのが海外ユニクロ事業。中国を含むアジアや欧米の顧客ニーズを取り込み、前期は連結業績に占める海外ユニクロ事業の売上収益は初めて5割を超え、営業利益に占める割合は約6割まで拡大した。
「国によっては軍事的・政治的な分断があるかもしれないけど、経済や文化においては世界に境は無い。我々の商材である服は平和産業なので、世界中どこでも平和産業としてやっていけると思っている」と語る柳井氏。
現在、同社はスペイン・ZARA(インディテックス)、スウェーデン・H&Mに続く世界3位のアパレル小売業。目標とする「アパレル小売業で世界一」という夢の達成に向けて、意気軒高な柳井氏である。
日本総合研究所社長・谷崎勝教の「行動し続け、形にしていくシンクタンクでありたい!」
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