ANAとJALで今期の見通しに差 足元の業績はインバウンドで沸く
財界オンライン / 2024年5月23日 15時0分
デスク「インバウンド需要に航空業界が沸いているね」
日鉄興和不動産がインバウンド向け「長期滞在型ホテル」で新規参入
記者「ANAホールディングス(HD)と日本航空(JAL)の2024年3月期決算は、いずれも増収増益でした。円安を背景にインバウンドの需要を取り込み、国際線で好調が続いたからです。長らく国内線の旅客収入の方が国際線の旅客収入よりも大きかったのですが、共に逆転しました」
デスク「興味深いのは25年3月期の両社の見通しの差だよね」
記者「JAL副社長の斎藤祐二氏は『太平洋路線は堅調が続く』とし、連結純利益は5%増と見据えています。一方のANAHDは航空各社が国際線で日本発着便を増やすため、座席の需給が緩み、客単価が下がるとし、30%の減益予想。コロナ禍で抑えていた機材整備費の増加も響くようです」
デスク「中国人観光客が増えると状況が変わりそうだけど」
記者「ANAHDはコロナ禍前までは国際線の約15%を中国路線が占めており、JAL(約10%)よりも規模が大きいため、中国の動向によっては業績も上振れる可能性も出てきます」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
関西エアポート、4期ぶり黒字 訪日客急速に回復 円安で日本人客の動きは鈍く
産経ニュース / 2024年6月13日 19時41分
-
JAL、インドのインディゴとコードシェア便の運航開始(インド、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月5日 14時15分
-
2022-2024年度中期経営計画「Restart NRT」の経営目標見直しについて
PR TIMES / 2024年6月2日 23時40分
-
2024年3月期(2023年度) 連結決算について
PR TIMES / 2024年5月31日 16時40分
-
成田空港会社 4期ぶりの黒字化 円安効果で国際線旅客数が大幅増加
チバテレ+プラス / 2024年5月31日 15時23分
ランキング
-
1中国の過剰生産「有害」=雇用保護へAI行動計画―G7首脳声明
時事通信 / 2024年6月15日 16時44分
-
2アップルにEUが制裁金、世界売上高10%の可能性…デジタル市場法違反に初認定か
読売新聞 / 2024年6月15日 15時19分
-
3「阿武隈急行」の赤字穴埋めする2県5市町の補助金、宮城・柴田町が2358万円の支払い拒否
読売新聞 / 2024年6月15日 20時24分
-
4バーガー店打撃…日銀「国債買い入れ減額」で “歴史的円安”に歯止め?
日テレNEWS NNN / 2024年6月15日 13時57分
-
5「戦力の集中」運用に背いたゆえのミッドウェー敗戦 空母4隻と2隻に分けたことがそもそもの敗因
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)