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【著者に聞く】『東大病院をやめて埼玉で開業医になった僕が世界をめざしてAIスタートアップを立ち上げた話』AIメディカルサービス代表取締役CEO・医師・多田智裕

財界オンライン / 2024年6月29日 11時30分

『東大病院をやめて埼玉で開業医になった僕が世界をめざしてAIスタートアップを立ち上げた話』 多田 智裕 著 東洋経済新報社 定価1760円(税込)

新しいことに挑戦したいと思う全ての人の背中を押すきっかけに

 新しいことに挑戦する全ての方に本書を捧げます。

 2022年11月28日に日本政府は「スタートアップ育成5か年計画」を発表し、ユニコーン(時価総額1千億円以上の企業)100社創出、スタートアップ10万社創出をスローガンに、補助金を含む強力なパッケージ戦略を打ち出しました。スタートアップを始めるには、まさに絶好の機会が到来しています。

『AIが胃がんを発見する時代へ』AIメディカルサービスの「新・内視鏡戦略」

 私は医師を志し、東京大学医学部附属病院で研修医として働いた後、選んだのは埼玉県での開業の道でした。そして、2017年には「がんの見逃し」という大きな課題に立ち向かうため、画像診断支援ソフトウェアを開発するAI(人工知能)スタートアップを起業し、世界に向けた大きな挑戦の真っ只中です。

 本書は、私が東大病院を辞めて、埼玉でゼロから内視鏡専門クリニックを立ち上げ、全国トップクラスの内視鏡件数を埼玉の皆様からお任せいただけるようになるまでの軌跡と、そこからAIスタートアップを立ち上げ、第一弾AI製品の製造販売承認を取得して製品発売に至る軌跡をなぞりつつ、スタートアップを成功させ、そして、さらには日本を良くするために必要な6つの力【目標力・孤高力・傾聴力・徹底力・連帯力・確信力】について語る内容になっています。

 日本の皆さんには何歳からでも何度でも、高い目標を持って新しい挑戦をしてほしい。世界を変えるような、世界をあっと言わせるようなことに挑んで欲しい。そんな思いで本書を執筆しました。

 紹介している6つの力は、誰にとっても明日からでもすぐに実践できるものばかりです。読んだ後に腹落ちして実際の行動に移すことにつながるように、自分自身で読み返してみて、ここまで書いても良かったのだろうか? と思うくらい、ふんだんに具体的な事例を盛り込んでいます。

 本書が何か新しいことに挑戦したいと思う全ての人の背中を押すきっかけになることを願います。

冨山和彦の「わたしの一冊」『美術の物語』

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