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東急不動産が神奈川・橋本でタワマン 「リニア新駅」控え、街は大改造

財界オンライン / 2024年8月8日 19時0分

東急不動産が開発している「ブランズタワー橋本」の外観イメージ

リニア工事延期、金利上昇の影響は?

 横浜線、相模線、京王線の3線が乗り入れる交通の要衝・橋本(神奈川県相模原市)。現在建設中のリニア中央新幹線の開業に伴って「神奈川県駅」(仮称)の設置が予定されている。

 それに合わせて、約13.7ヘクタールという規模の「橋本駅南口地区土地区画整理事業」が進行中。商業だけでなく、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が入居するイノベーション施設が立地するなど、街が大きく変貌を始めている。

 その橋本駅から徒歩4分の病院跡地にタワーマンション「ブランズタワー橋本」を開発しているのが東急不動産。29階建て、総戸数458戸という、同社にとってフラッグシップとなるような高層タワーマンション。

 マンション価格が高騰する折、この物件の価格も決して安くはない。予定価格では6600万円台から2億4000万円台。中心となる3LDKの物件は7000万円台から8000万円台が見込まれている。坪単価にして400万円前後。

 リニア新幹線は工期が延期を余儀なくされているが、購入検討者にとって支障にはなっていないようだ。「エリアの開発は誰の目にも明らか。鉄道3線の利用が可能な上、自然との距離が近く、まさに結節点。開発への期待、街の将来性を感じている方が多い」(東急不動産の販売担当者)

 また、日本銀行によるマイナス金利解除で、わずかだか金利上昇の兆しが出ているが「変動金利を選ぶ方が多い。金利上昇の影響がシビアに表れているという感覚は持っていない」(同)

 街の進化に合わせて供給される今回のマンション。これまでの橋本での物件より高い。その価格と街の将来性を天秤にかけた購入者の検討が、今後本格化することになる。

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