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攻勢を続ける中国のBYD 日系メーカーはどう対抗するか?

財界オンライン / 2024年7月29日 7時0分

デスク「電気自動車(EV)の普及が鈍化しているけど」

記者「米テスラの2024年4―6月期のEV販売台数は前年同期比5%減と、四半期で初めて米国シェアが5割を下回りました。また、中国のBYDも販売台数が鈍化していますが、世界販売台数の増加を狙って手を打っています」

デスク「具体的には?」

記者「23年のBYDの年間販売台数は300万台を超えており、そのうちの1割弱が輸出です。この輸出を拡大する方針です」

デスク「ただ、米中摩擦や欧州の中国製EVへの追加関税など、これまでのビジネスモデルが継続できる保証はないよね」

記者「現地生産を通じて関税を回避するため、既にハンガリーやベトナム、インドネシア、インド、メキシコ、ブラジルなどで工場新設を表明。トルコでも建設します。『全市場で中国ブランドは脅威になっている』(米アリックスパートナーズの鈴木智之)という指摘もあり、EVで出遅れる日本勢が自動車業界で主導権を握るかどうか。ものづくりの変革が試されます」

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