事業の多角化図るU―NEXT 今度は商業ビルの運営を開始

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デスク「U―NEXT　HOLDINGS（宇野康秀社長）が商業ビルの運営を始めるね」

記者「はい。同社グループは近年、店舗BGMをはじめとするDX（デジタルトランスフォーメーション）ソリューションを強化してきました。すでに都内や金沢（石川県）の不動産物件を取得しており、グループが持つ店舗向けの音楽サービスや決済サービスなどを組み合わせた高付加価値の商業ビルを運営する予定です」

デスク「1964年に宇野社長の父が店舗向けBGMを開始してから今年で60年経ったわけだ」

記者「ええ。現在は動画配信事業や店舗・施設向けの音楽サービスを主力としながら、電気工事や電力小売り、少額短期保険へと事業を拡大してきました。ただ、動画配信は米ネットフリックスや米アマゾンなどとの戦いが激しく、次の成長事業の育成が必要です。今回はそうした中での商業ビル事業への参入であり、事業の多角化で新たな収益事業の創出を目指しています」

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