≪ この時期、気になるトップの言葉 ≫ 清水 博・日本生命保険社長
財界オンライン / 2024年12月30日 11時30分
『求心力、遠心力のバランスで 「安心の多面体」を実現していく』
「アセットマネジメント、ヘルスケア、介護、保育など、他の事業を拡大すればするほど、グループの重心としての生命保険事業は一層重要になってくる」
日本生命は2026年度までの中期経営計画の中で、長期的に目指す姿として「安心の多面体」を掲げた。従来は生命保険、資産形成、ヘルスケアで、契約者に安心を提供してきたが、24年には介護・保育を手掛けるニチイホールディングスがグループ入り。これによって、これまで以上の安心を提供するグループになることを表現したのが「安心の多面体」という言葉。
「求心力と遠心力の関係で言うと、求心力は生命保険事業を一層強力にするというベクトルと、遠心力は外に向かって生命保険事業以外のさまざまな事業の多角化をより推進する。この2つの力で『安心の多面体』を実現していく」と清水氏。
保育についても、ニチイホールディングスが事業として手掛けていることに加え、24年11月には保育事業大手のライクと資本業務提携。日本生命が約8億円を出資し、ライク株の3%強を保有する。ライクは保育そのものに加え、事業を効率化するためのシステム、アプリに強みがある。これを業界標準とすべく日本生命が共に取り組む。
事業多角化の中で約40年ぶりの人事制度改革も進める考え。こうした取り組みを通じて「『日本生命グループはこういうサービスを提供するんだろう』と考えられていることを超えて、サービスを提供していきたい」と力を込める清水氏である。
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