【ソニー】東大・松尾教授を “特別アドバイザー”に招聘

ソニーグループがＡＩ研究の第一人者である東大の松尾教授を招聘した。その狙いとは――。（本誌・ミニ舌評より）

 

デスク「ソニーグループがＡＩ（人工知能）研究の第一人者・東京大学大学院の松尾豊教授を『ビジティング・シニア・リサーチャー』として招聘したね」

記者「ええ。ソニーはデジタルカメラやスマートフォン、エンタテインメントロボット『aibo（アイボ）』など、多くの商品やサービスにＡＩを活用しています。松尾教授は、ＡＩとウェブ工学を専門とし、人工知能技術の研究開発を進める第一人者。ソニーは松尾氏の助言を得ながら、新商品やサービスの創造につなげるのが狙いです」

デスク「松尾教授にはどんな役割が求められるのかな？」

記者「ソニーはＡＩの基礎的な研究開発を推進する子会社を設立。ＡＩ領域における人材育成に注力しています。松尾教授には、社員向けの講演会やパネルセッション、エンジニアとの意見交換会などを行ってもらう予定です。ソニーは今後、松尾教授から豊富な知見に基づく助言をもらい、ＡＩ領域における人材育成を加速していきたい考えです」

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