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丁寧なつもりが失礼になってしまう英語のフレーズ集 (10)

財経新聞 / 2024年3月31日 15時6分

 学校の英語の授業では、文法は教わるものの、基本的には細かなニュアンスは教えられることは少ない。英語の授業で習ったフレーズをそのまま使うと、誤解を招くことになるケースもありうる。この記事ではそのようなフレーズを紹介する。

■I make a pass

 飲み会やゴルフ、パーティーなどの誘いを断る場合に日本でも「パスする」ということがあるだろう。その間隔で「I’ll make a pass」と言ってしまう人がいるが、これでは誘いを断るどころか、むしろ「飲み会、パーティーに参加して女性を口説くよ」と言う意味で伝わってしまう可能性がある。

 「make a pass」は、「男性が女性に色目を送る」という意味になってしまうからだ。

 この場合は単純に「I’ll pass」「I have to pass」のように表現すると良いだろう。

■I know the spell

 名前や単語など「~のスペルを知っている?」という質問をしたり、もしくはされることも、あるだろう。この際に日本人はよく、「Do you know the spell?(スペル知っている?)」「I know the spell(そのスペルを知っている)」という言い方をする。

 もちろんこれでも通じるのだが、ネイティブはやや違和感を覚えているか、もしくは笑いながら答えてくれるかもしれない。なぜなら「spell」には「呪文」という意味があるからだ。 日本語のスペルという意味で使う場合には「I know how to spell」「I know the spelling」のように言うのが自然である。

■hearing test

 ヒアリングテストもよく日本で使われるカタカナ英語だ。ヒアリングテストという単語自体は和製英語ではない。しかし英語の試験でヒアリングテストを受けるということを伝えたくて、「I have to take a hearing test」と言ってしまうと、相手には「聴覚テストのため耳鼻科に行くのか」と伝わってしまう。

 最近はTOEICなどでも「リスニングテスト」と表記されるようになっているが、この場合は「listening comprehension test」とするのが一般的だ。

 今回も日本語で多用されているカタカナ英語に注目して紹介した。日本で使われる際の意味と全く違うことも少なくない。是非気を付けて頂きたい。

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