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芝浦の大規模複合開発「芝浦プロジェクト」、街区名が「ブルーフロント芝浦」に

財経新聞 / 2024年5月31日 16時30分

建設が進むブルーフロント芝浦のS棟(野村不動産ホールディングスなど発表資料より)

 野村不動産とJR東日本が東京都港区の浜松町ビルディング(旧東芝ビルディング)を建て替え、ツインタワーの大規模複合施設を整備する「芝浦プロジェクト」の街区名称が、「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」(港区芝浦)に決まった。ツインタワーのうち、先に工事が進んでいるS棟は2025年2月に完成する予定。全体の完成、街開きは2030年度になる見込み。

 ブルーフロント芝浦の名称は東京湾を間近に控え、青い海と空が身近な開放感を表現すると同時に、さらなる成長が見込めるベイエリアから水辺ならではのライフスタイルを創造し、東京の発展に寄与する思いを込めた。

 ブルーフロント芝浦の街区は約4.7ヘクタール。地下3階、地上43階建て、高さ235メートルのS棟、地下3階、地上45階建て、高さ235メートルのN棟を建設する。延べ床面積は約55万平方メートル。

 S棟は2021年10月から工事に入っており、2025年2月に完成する。N棟は2027年度に浜松町ビルディングを取り壊したあとで工事に着手し、2030年度の完成を目指している。さらに、ツインタワーの周囲には約1万3,500平方メートルの緑地を整備する。

 S棟は低層階の1~3階に飲食店を中心とする約40店を集めた商業施設を設ける。周辺の芝浦運河や船着き場、浜松町駅などとシームレスにつなぎ、水辺に面したバルコニー、緑に囲まれたテラスを設置する。

 中層階の7~33階はオフィスになる。テラス付きの「スカイラウンジ」も備える。高層階の35~42階はラグジュアリーホテル。アラブ首長国連邦のドバイに本部を置く世界的ホテルブランドの「フェアモントホテル」が日本に初進出する。ホテルサービスと一体になったクルージングサービスも用意し、世界最高級のひとときを提供する。

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