西武池袋本店、2025年に段階的リニューアルへ 百貨店の売り場面積は半減
財経新聞 / 2024年6月12日 9時13分
そごう・西武は、JR池袋駅東口の西武池袋本店(東京都豊島区南池袋)を、2025年1月から段階的にリニューアルオープンする方針を明らかにした。土地と建物の売却先となるヨドバシホールディングスが、家電量販店を出店させるためで、百貨店の売り場面積はほぼ半減する者の、高級ブランドや化粧品、デパ地下食品の売り場を強化し、新しい価値を提供する百貨店を目指す。
リニューアルで売り場面積は現在のほぼ半分の約4万8,000平方メートルとなり、約380店が入居する。リニューアル後の店舗は高級ブランドと化粧品、食料品に特化する形で、洗練された百貨店の強みを打ち出す。
高級ブランドは店舗数が約70から約60に減るものの、1、2、4階の売り場面積を1.3倍に拡張する。化粧品は売り場面積を1.7倍に広げ、3階に約60店を集約する。食料品は新ブランドを含む約180店を集める。外商サービスも強化する方針だが、衣料品や家具などその他の販売は縮小する。
リニューアルは2025年1月、地下1、2階と地上3階の食料品、化粧品売り場がオープン。1、2階と4~6階の宝飾品や時計、フレグランス、ラグジュアリー売り場が2025年春、7、8階のファッション、雑貨売り場と催事場、アートサロンが2025年夏から秋に新装登場する。
ヨドバシホールディングスが出店する予定の家電量販店は、美容関連の家電や化粧品を取り扱う新業態店も展開する計画。
そごう・西武は2023年9月、セブン&アイ・ホールディングスから米ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却された。現在はフォートレス日本法人の幹部が経営陣に入り、リニューアル計画を進めている。西武池袋本店で展開する新しい百貨店構想は、そごう横浜店(横浜市西区高島)、そごう広島店(広島市中区基町)などそごう・西武の他店舗でも推進される予定。
この記事に関連するニュース
-
池袋西武とヨドバシ「売り場折半」の波紋と懐事情 北側にヨドバシ出店、西武の集客力に影響は?
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 10時30分
-
西武池袋本店、2025年夏に本格リニューアル ブランド品・コスメ・デパ地下を強化
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月11日 19時5分
-
西武池袋本店、“新しい百貨店へ” 2025年夏にグランドリニューアルオープン
PR TIMES / 2024年6月11日 13時15分
-
西武池袋本店、売り場面積を半減 構造改革、残りはヨドバシが運営
共同通信 / 2024年6月10日 21時50分
-
西武池袋、売り場面積半分に
共同通信 / 2024年6月10日 20時18分
ランキング
-
120年ぶりの新紙幣に期待と困惑 “完全キャッシュレス”に移行の店舗も
日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 22時4分
-
2小田急線「都会にある秘境駅」が利用者数の最下位から脱出!超巨大ターミナルから「わずか700m」
乗りものニュース / 2024年7月1日 14時42分
-
3カチンコチンの「天然水ゼリー」が好調 膨大な自販機データから分かってきたこと
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月30日 6時30分
-
4「7月3日の新紙幣発行」で消費活動に一部支障も? 新紙幣関連の詐欺・トラブルにも要注意
東洋経済オンライン / 2024年7月2日 8時30分
-
5イオン「トップバリュ」値下げ累計120品目に 「だし香るたこ焼」など新たに32品目
ORICON NEWS / 2024年7月2日 16時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)