JR亀戸駅前の商業施設「アトレ亀戸」、9月中旬に増床オープン 44店が登場へ
財経新聞 / 2024年6月13日 10時50分
JR東日本グループの駅ビル開発・運営会社のアトレは、JR亀戸駅前の商業施設「アトレ亀戸」(東京都江東区亀戸)を、9月中旬に増床オープンする。バスロータリー側に増築した建物を活用し、新規出店19店、リニューアル25店の計44店が登場する。
増築棟は8階建て延べ約2,900平方メートル。地下1階、地上7階建て延べ約3万3,100平方メートルの現施設と1~6階で接合し、一体運営される。今回の増床により、アトレ亀戸全体の延べ床面積は約3万6,000平方メートル、出店店舗は約120店になる。
増床に当たり、現施設の1階はフル改装、2階以上は接合部付近を改装する。地下1階はこれまで通り食料品、地上1階は軽飲食と和洋菓子、グロサリーなど。2階は食物販と雑貨、コスメ、アパレルなど、3、4階は雑貨とアパレルなどの売り場となり、5階は銀行、郵便局、書店、6階は飲食店、7、8階はクリニックが入る。
JR亀戸駅と現施設の1階で接続し、現施設の屋上を「屋上庭園そらいどひろば」として活用する点は変わらない。リニューアルのコンセプトは「新・下町スタイル」。都心のスタイリッシュなセンスと下町のカジュアルな雰囲気を併せ持つ駅ビルとして営業する。
新規出店するのは、とんこつラーメンの「一風堂」、うどんの「丸亀製麺」、ティーカフェの「ゴンチャ」、コーヒー豆・輸入食品の「カルディ」、レディースファッションの「グレディブリリアン」、回転寿司の「かっぱ寿司」など。
アトレ亀戸は1978年、「亀戸エルナード」の名称でオープンし、2006年に現名称となった。長く亀戸駅の利用者や地域住民に親しまれてきたが、オープンから45年が経過したことから、施設を増築して初のリニューアルに踏み切った。
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