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そよら福井開発、7月13日に開業 大型SCの「イオンなし県」解消へ

財経新聞 / 2024年6月22日 9時55分

そよら福井開発の開業イメージ(イオンリテール発表資料より)

 イオンリテールが福井県福井市で整備している都市型ショッピングセンター(SC)「そよら福井開発」(福井市西開発)が、7月13日に開業と決まった。福井県でイオングループの大型ショッピングセンターはイオンの前身に当たるジャスコ時代の2003年、地元の商業組合と共同運営していた福井市の「ピア店」が閉店して以来なく、「イオンなし県」と呼ばれていたが、約20年ぶりに解消する。

 そよら福井開発の出店場所は、JR福井駅から北へ約2キロのラニイ福井貨物本社跡地。約1万5,000平方メートルの敷地に2階建ての施設を整備している。売り場面積は約5,300平方メートル。約290台分の駐車場と約140台分の駐輪場を用意する。

 スーパーの「イオンスタイル福井開発」を核店舗にするほか、専門店が入居する予定で、11店舗が公表された。公表された店舗はカフェの「スターバックス」、レストランの「サイゼリヤ」、アミューズメントの「テクモピア」、洋菓子の「フルーツのウメダ」、100円ショップの「キャンドゥ」など。

 「そよら」は「イオンモール」などより狭い商圏に狙いを絞った都市型ショッピングセンター。これまで3大都市圏を中心に出店してきたが、そよら福井開発が北陸地方初出店になる。

 イオンの前身に当たるジャスコはかつて、福井県で売り場面積4,000~8,000平方メートルの大型店を福井市に2店舗、武生市(現越前市)に1店舗開設していたが、1983~2003年に閉店した。

 イオングループになったあと、2021年から福井、鯖江、越前、大野、敦賀の5市に計6店舗の食品スーパー「マックスバリュ」が進出した。しかし、大型ショッピングセンターの計画は地元の反対もあって実現せず、福井県がイオングループの大型ショッピングセンターがない全国唯一の都道府県になっていた。

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