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西鉄・春日原駅、駅直結商業施設「レイリア春日原」が2026年1月オープン

財経新聞 / 2024年7月24日 17時23分

レイリア春日原の開業イメージ(西日本鉄道発表資料より)

 西日本鉄道は、福岡県春日市の西鉄天神大牟田線春日原駅で、駅直結の商業施設「レイリア春日原」(春日市春日原北町)を2026年1月にオープンする。高架化された駅の1、2階を活用し、近隣住民や西鉄利用者の街のオアシスとなる施設を整備する。

 レイリア春日原は、延べ床面積約6,800平方メートルで、うち賃貸面積約4,400平方メートル。開発コンセプトが「My Cozy Oasis(居心地の良いオアシス)」。入居するテナントは明らかにされていないが、物販、飲食など16店の出店を計画している。業態はスーパーを核にカフェ、コンビニエンスストア、生活雑貨店、クリニックなど多彩なテナントを誘致する。

 春日原駅は、西鉄天神大牟田線立体交差事業で2022年に高架駅となった。駅を利用しながら、内装工事を進めてきたが、完了したため、7月27日から改札を1階から2階へ移転する。「レイリア」ブランドの駅直結商業施設は、福岡市南区の大橋駅、福岡県久留米市の西鉄久留米駅に次いで3例目になる。

 春日市は人口約11万3,000人。福岡市の中心部まで約10キロに位置し、福岡市の発展に伴ってベッドタウンとして人口増加が続いている。1平方キロ当たり約7,800人の人口密度は九州の地方自治体で最大。戦時中に旧日本軍の施設が置かれていた関係で、航空自衛隊の春日基地や陸上自衛隊の駐屯地がある。

 春日原駅は1日平均乗降客が2023年度で約2万900人。西鉄の駅としては6位で、2024年3月から特急停車駅に昇格した。春日市だけでなく、隣接する大野城市の拠点駅として活用されており、西鉄はレイリア春日原を地域のにぎわい拠点に育て、地域振興に貢献する狙いを持っている。

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