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名古屋・栄の大型複合施設、名称が「ザ・ランドマーク名古屋栄」に

財経新聞 / 2024年7月25日 16時0分

ザ・ランドマーク名古屋栄の外観イメージ(三菱地所など発表資料より)

 三菱地所、J.フロント都市開発、日本郵政不動産、明治安田生命、中日新聞社が名古屋市の栄地区で建設している大型複合施設の名称が、「ザ・ランドマーク名古屋栄」(中区錦)に決まった。建設工事は2026年3月に完成する予定。開業は2026年夏ごろを目指している。

 施設の高さ211メートルが栄地区で最も高いことから、名古屋市の新たなランドマークにしたいとの思いを込めて命名した。栄地区を世界との文化交流都心とし、名古屋市の国際競争力を高める狙いも込めている。

 施設は、栄地区の中心部約4,900平方メートルの敷地に建設中の、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート地下4階、地上41階建て延べ約10万9,700平方メートル。名古屋市営地下鉄東山線、名城線の栄駅と直結する。

 地下2~地上4階は商業施設。栄地区の魅力を向上させる店舗を集め、J.フロントリテイリンググループが近隣で展開する松坂屋名古屋店、名古屋パルコと相乗効果を図る。5~9階はTOHOシネマズが栄地区初となるシネマコンプレックスを開設する。

 12~30階はオフィス。12階に3層吹き抜けのスカイロビーを設け、13~14階に新たなビジネスの創発を目指し、コワーキング、カンファレンス、ライブラリーなどの機能を集約する。総貸付面積は約2万5,000平方メートルとなる。

 10~11階と31~41階は米ホテル大手のヒルトンがラグジュアリーホテル「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」を設ける。客室数は約170で、うち29室がスイートルーム。スタンダード客室で広さ約50平方メートルは名古屋市で最大となる。スパやプール、フィットネスジムも開設する。

 コロナ禍が一段落して訪日外国人観光客数が急増する中、首都圏や京都市などでオーバーツーリズムが問題になっているが、名古屋市は出遅れている。三菱地所などはコンラッドの登場で外国人富裕層の誘客にも期待している。

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