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東京駅前の再開発、43階建ての大型複合施設に着工 2029年1月完成へ

財経新聞 / 2024年8月27日 9時29分

外観イメージパース(三井不動産発表資料より)

 JR東京駅前の八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業で、都内最大級となる大型複合施設の建設工事が始まった。再開発組合に参加する三井不動産が明らかにしたもので、東京駅前八重洲一丁目東地区、東京ミッドタウン八重洲に続く東京駅前3地区再開発の集大成。商業施設とオフィス、劇場、高速バスターミナルなどで構成され、2029年1月の完成を目指す。

 再開発組合には、三井不動産のほか、鹿島建設、住友不動産、都市再生機構、阪急阪神不動産、ヒューリックが組合員として参加しており、26日に起工式が現地で執り行われた。

 施設は東京駅八重洲口側の外堀通りと鍛冶橋通り、あおぎり通り、柳通りに囲まれた約2万平方メートルの敷地に建設する地下3階、地上43階建て延べ約39万平方メートル。高さが227メートルあり、地域のランドマークになることも想定されている。

 施設の地下1階から地下2階に高速バスターミナル、地下1階から地上3階に約50の店舗を集める商業施設が入居。3階から4階に世界トップレベルのカリキュラムを提供するインターナショナルスクール、3階から6階に本格的な演劇を楽しめる劇場、3階から38階にワンフロア6,300平方メートルのオフィス、40階から43階に日英2か国語に精通したコンシェルジュを配したサービスアパートメントが入る。

 隣接する東京ミッドタウン八重洲、八重洲地下街、京橋エドグランと地下道で接続し、東京駅前から京橋エリアにかけての歩行者ネットワークを充実させて回遊性を高める。

 施設内に常用発電機のコ・ジェネレーションシステムと非常用発電機を設置して電気と熱供給するほか、東京ミッドタウン八重洲のコ・ジェネレーションシステムと連携してエネルギーの効率的運用を図る。

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