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京都の「河原町オーパ」がリニューアル、地下1階に推し活専門店集結

財経新聞 / 2024年8月28日 9時28分

1階エントランスのイメージ(河原町オーパ発表資料より)

 京都市中京区のファッションビル「河原町オーパ」(中京区河原町通四条上ル米屋町)が28日、リニューアルオープンする。先行開業も含めて新規出店17店と移転改装3店がお目見えするほか、1階のエントランスを刷新して店頭サイネージを増設、装いを新たにして再スタートを切る。

 リニューアルの目玉は地下1階の改装。「京都推し活」をテーマにフロアを再編集し、アニメ、マンガなどさまざまなカルチャーを発信する「ベースヤードトーキョー」、キャラクター限定グッズを販売する「ギーゴ」、推し活グッズ「ウィゴー」の新業態店など、推し活をテーマにした専門店を集結させた。

 1階のエントランスはシックな墨色をベースに天井部を格子状の木で飾り、京都らしさを演出したほか、日本発祥のファッションライフスタイルブランド「オニツカタイガー」が、京都初出店する。店頭のサイネージも3台から4台に増設している。

 その他の出店店舗は、バッグ・雑貨の「エムファクトリー」、「ナノ」、ドレスの「マクリーズ」、ジュエリーの「トレセンテ」、レディースファッションの「ミッシュマッシュ」、雑貨の「高校生百貨店プラス」、美容皮膚科の「よつば会クリニック」など。

 移転改装はレディースファッションの「サマンサタバサ」、靴の「ランダ」など。11店が先行開業するほか、8店は8月30日から11月の間に開店する。

 河原町オーパは地下1階、地上9階建て延べ約1万9,000平方メートルで、うち店舗面積が約9,700平方メートル。1998年に開業し、現在は約100店が出店している。京都市はオーバーツーリズムが問題になるほど、訪日外国人観光客が殺到しているが、日本のオタク文化を愛する訪日客も多く、秋の観光シーズンを控えて売上増を期待している。

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