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梅田の大規模再開発「グラングリーン大阪」、南館の開業日が25年3月21日に決定

財経新聞 / 2024年10月10日 13時46分

グラングリーン大阪南館の完成イメージ(三菱地所など発表資料より)

 JR大阪駅北側の再開発区域「グラングリーン大阪(うめきた2期)」(大阪市北区大深町)で、南館の開業日が2025年3月21日と決まった。三菱地所を代表とする共同企業体9社が明らかにしたもので、グラングリーン大阪で第2弾の施設オープンとなる。2025年4月の大阪・関西万博開幕を前に商業施設やホテル、温泉など多彩な施設がお目見えする。

 南館は地下3階、地上39階建てのパークタワー、地下3階、地上18階建てのゲートタワー、地下3階、地上28階建てのサウスタワーで構成され、延べ床面積が約31万平方メートル。165台分の駐車場が設けられる。

 オープンするのは、飲食、物販など55店が入居する商業施設「ショップ&レストラン」や、世界各国でフードコートを展開するポルトガルの「タイムアウトマーケット」。ホテルでは、阪急阪神ホテルズの「ホテル阪急グランレスパイア大阪」。

 他にも、米ヒルトン・ホテルズ&リゾーツの最高級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア大阪」や、MICE施設の「コングレスクエア大阪」、大浴場と温水プールを備えた温浴施設の「うめきた温泉蓮」などが入る。

 商業施設には、関西初出店となるカフェの「トムキャットベーカリー」や、ステーキハウスの「ルースクリス」、和牛懐石の「わ美」、ウナギ料理の「炭焼うな富士」、高級日本料理の「野口」。ファッションの「CFCL」、香料・化粧品の「ドットール・ヴラニエス」、貴金属の「アベリ」、ナチュラルスーパーの「ビオラル」、メガネの「999.9」などが出店する。

 グラングリーン大阪は、大阪駅北側の梅田貨物駅跡地約9万平方メートルの再開発事業。9月6日に先行街開きし、うめきた公園の一部と北館のホテル、商業施設、中核機能施設の「JAM BACE」がオープンしている。

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