神戸の商業施設「須磨パティオ」、1番館リニューアルオープンが12月10日に
財経新聞 / 2024年11月4日 16時19分
神戸市の第三セクター・こうべ未来都市機構は、須磨区の市営地下鉄名谷駅前の商業施設「須磨パティオ」(須磨区中落合)1番館のリニューアルオープンを、12月10日と決めた。神戸市が人口減少対策に進める「リノベーション神戸」の目玉事業の一つで、新規10店を含む36店舗が登場する。
須磨パティオは、1番館、2番館、3番館、健康館で構成し、須磨ニュータウンの中核商業施設として1980年に開設された。延べ床面積約3万3,000平方メートルで、うち売り場面積約1万7,000平方メートル。物販、飲食、各種サービス計85のテナントが出店し、ここ数年60~75億円を年間に売り上げている。
今回のリニューアルでは、1番館1階に神戸の多様な名店を集めた食物販エリア「パティオマルシェ」、2階にキッズスペース「こどものくに」を新設する。新規出店店舗は、神戸元町の人気洋食店「クアトロ」、コロッケの「鬼平」、ハンバーガーの「マクドナルド」、青果の「八百太商店」、メガネの「パリミキ」、菓子の「マルシゲ」など。2025年3月には3番館へのフードコート新設などを進め、須磨パティオ全体のグランドオープンを予定している。
神戸市は1995年の阪神淡路大震災で大きな被害を受け、復興を急ぐ中、拠点整備や美化、子育て支援などで後れを取って近隣の兵庫県明石市、西宮市などへ子育て世帯が流出。人口減少が大きな問題に浮上してきた。4月には人口が約149万人となり、22年ぶりに150万人を下回っている。
こうした状況を打開するために進めている事業がリノベーション神戸で、名谷駅だけでなく、西区の市営地下鉄西神中央駅、垂水区のJR・山陽電鉄垂水駅など人口減少が深刻な郊外の拠点をリノベーションし、魅力あるまちづくりを進めている。
この記事に関連するニュース
-
おうちごはんを、乗り換えよう。『紀ノ国屋アントレ』『ビオラル』3/27(木)神戸初出店 さんちか(三宮地下街)1番街リニューアル ~待望の食品スーパー2店舗がOPEN!~
@Press / 2024年11月20日 12時0分
-
タワマンが増え続ける街にはしたくない…異例の「タワマン禁止令」を打ち出した神戸市長の危機意識
プレジデントオンライン / 2024年11月20日 9時15分
-
セブン&アイが出店断念した府中の米軍基地跡、三井不動産が大型商業施設整備へ
財経新聞 / 2024年11月2日 10時33分
-
神戸市営地下鉄 名谷駅直結の商業施設「須磨パティオ1番館」2024年12月10日リニューアルオープン決定!
PR TIMES / 2024年10月31日 15時0分
-
グルメ複合施設「神戸北野ノスタ」が11月8日にオープン廃校した小学校をリノベーション、神戸周遊路線バスも乗り入れ
OVO [オーヴォ] / 2024年10月26日 13時4分
ランキング
-
1クリスマスケーキに異変…『卵』の価格高騰止まらず 夏の猛暑の影響で今後は鳥インフルエンザによる卵不足の恐れも
東海テレビ / 2024年11月21日 21時22分
-
2業績悪化の日産、アメリカでの希望退職に1000人が応募か…世界で9000人削減方針
読売新聞 / 2024年11月21日 22時2分
-
3食用コオロギ会社、破産へ 徳島、消費者の忌避感強く
共同通信 / 2024年11月22日 1時18分
-
4さすがに価格が安すぎた? 『ニトリ』外食事業をわずか3年8カ月で撤退の原因を担当者に直撃「さまざまな取り組みを実施しましたが…」
集英社オンライン / 2024年11月21日 16時49分
-
5為替相場 22日(日本時間 8時)
共同通信 / 2024年11月22日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください