東京駅日本橋口の大規模再開発、商業とオフィスなどの複合開発が着工
財経新聞 / 2024年12月11日 10時2分
東京都の東京駅日本橋口で計画されていた商業とオフィス、宿泊施設などの複合開発で、八重洲一丁目北地区市街地再開発組合による44階ビルなど複合施設(中央区八重洲)の建設工事が始まった。再開発組合に組合員として参加する東京ガス不動産、東京建物が明らかにしたもので、東京駅直結の水辺空間も誕生する。2032年度に全体が完成する予定。
計画地は東京駅東側の日本橋川に面し、外堀通りと八重洲仲通り、永代通りに囲まれた約9,300平方メートル。日本橋川に面した北街区とその南側に位置する南街区に分けて整備を進め、北街区に2階建て延べ約1,000平方メートル、南街区に地下3階、地上44階建て、高さ218メートル延べ約18万6,000平方メートルの施設を建設する。
北街区は商業施設が入る予定で、水辺空間と街区をつなぐ歩行者ネットワークを整備するほか、広場を設けて憩いの場所とする。首都高速道路4号線の地下化に協力するとともに、東京メトロ京橋駅とも将来、接続して日本橋川沿岸のにぎわい拠点に育てる。
南街区は地下1~地上2階に商業施設、2階に高度金融人材サポート施設、6~9階に国際級の宿泊施設、10~43階にオフィスが入る。宿泊施設はシンガポールに本拠を置き、世界40カ国以上で事業展開するホテルチェーン・アスコットの最上位ブランド「クレスト・コレクション」が登場する。延べ約7,100平方メートルで、92の客室を備える。
高度金融人材サポート施設は周辺で整備予定の都市型複合MICE拠点と連携、商談やビジネス交流などさまざまな場面で活用できる施設を目指す。南街区はひと足早く2029年度に完成させる予定。北街区が完成する2032年度に全体の竣工となる。
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