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相場展望12月23日号 米国株: 12月のNYダウは15営業日で3勝12敗と軟弱な地合い 日本株: 海外投資家はクリスマス休暇に入り、年末のお化粧買いに期待

財経新聞 / 2024年12月23日 10時58分

■I.米国株式市場

●1.NYダウの推移

 1)12/19、NYダウ+15ドル高、42,343ドル  2)12/20、NYダウ+498ドル高、42,840ドル

●2.米国株:12月のNYダウは15営業日で3勝12敗と軟弱な地合い

 1)12月のNYダウは15営業日で3勝12敗と軟弱な地合いが続く   ・米国主要株価指数の推移                  11/29    12/20   下落幅     NYダウ         43,449ドル  42,840  ▲609ドル安     フィラデルフィア半導体株 4,926     4,964  + 38高    NYダウは▲1.68%安も、半導体株指数(SOX)は逆行高の+0.77%高となる。

  ・軟弱な要因としては、2025年の追加利上げ予想回数が4回⇒2回に減ったことが考えられる。

  ・米国10年債利回りが4.5%台に乗せるなど、金利の上昇が目立ってきている。金利高に対して、株式の相対的な割高感が意識されている。                  11/29    12/19   12/20     米国10年債利回りの推移  4.169%   4.562    4.530    12/20にNYダウは+498ドル高したが、12/19から金利が低下したことを好感して反発したもよう。

 2)NYダウ12/20上昇、物価指数が市場予想を下回り⇒利下げ鈍化ペース懸念が後退   ・米国11月個人消費支出(PCE)は前年同月比+2.4%上昇、市場予想+2.5%上昇を下回った。   ・NYダウは好感し一時+870ドルを超えたが、終値は+498ドル高で終えた。

 3)クリスマス休暇入りで市場参加者が減って、積極的な上値追いの動きは限られる   ・ただ、米国でも年末で運用収益を問われるため、お化粧買いが入って株高の演出があると見込む。   ・株式相場は、(1)金利高 (2)トランプ関税リスク (3)インフレ再燃 の可能性があるため、慎重なスタンスを保持することが賢明。   ・ただ年初は、トランプ氏の大統領就任記念で株高もあり得る。

●3.米国つなぎ予算成立、政府機関の閉鎖を回避(共同通信)

●4.独VW、労使交渉が妥結、▲3.5万人削減、当面の工場閉鎖は見送り、賃金カット10%撤回(ロイター)

■II.中国株式市場

●1.上海総合指数の推移

 1)12/19、上海総合▲12安、3,370  2)12/20、上海総合▲1安、3,368

■III.日本株式市場

●1.日経平均の推移

 1)12/19、日経平均▲268円安、38,813円  2)12/20、日経平均▲111円安、38,701円

●2.日本株:海外投資家はクリスマス休暇に入り、年末のお化粧買いに期待

 1)日経平均は12月に入って15営業日で「8勝7敗」、ただ直近は6連敗   ・リズム的には、今日12/23は自律反発の可能性がある。

 2)日経平均はNYダウ比で割安感薄れる⇒日経平均は上値を抑える圧力がある

 3)円相場は12/19、米国で157.64円と1カ月ぶりの円安水準、日銀の利上げ見送りで   ・ただ、12/20の日本時間では157.01円、米国時間で156.51円と円高方向に転換。   ・円高へと揺り戻したため、自動車・商社など輸出関連株に追い風は止まる。

 4)今日12/23の日経平均は自律反発の範囲と予想   ・日経平均は、直近6営業日で下落していることと、12/19の米国株高を背景に朝高するも、その後はもみ合いになるとみる。   ・短期海外勢は日経平均の上昇を目論んで先物買いの方向にあるが、12月の日経平均の動きの重さから、やや懐疑的になっているとみる。そのため、買い上がる雰囲気は乏しいと予想。

 5)海外投資家はクリスマス休暇に入り、年末のお化粧買いに期待   ・海外投資家はクリスマス休暇に入り始めており、薄商いとなろう。ただ、薄商いの特徴として「乱高下」する可能性があり、追随は慎重にしたい。   ・証券会社の自己部門の株式保有残高はほぼ解消している。      証券(自己)の株式保有残高の推移       9月4週(9/27) +1兆8,399億円 ⇒ 12月2週(12/13) +33億円    そのため、年末のお化粧買いに参戦する余力は充分ある。

●3.日銀が利上げ見送り、0.25%維持、米国経済・春の賃上げ動向を注視(共同通信)

●4.台湾・鴻海精密工業、日産自の株式取得に向けルノーと交渉か(NHK)

■IV.注目銘柄(投資は自己責任でお願いします)

 ・1802 大林組     業績堅調。  ・9024 西武      配当増期待。

執筆者プロフィール

中島義之 (なかしま よしゆき)
1970年に積水化学工業(株)入社、メーカーの企画・管理(財務含む)を32年間経験後、企業再生ビジネスに携わる。 現在、アイマックスパートナーズ(株)代表。 メーカーサイドから見た金融と企業経営を視点に、株式含む金融市場のコメントを2017年から発信。 発信内容は、オープン情報(ニュース、雑誌、証券リポート等々)を分析・組み合わせした上で、実現の可能性を予測・展望しながらコメントを作成。http://note.com/soubatennbou

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