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虎ノ門ヒルズに新商業施設「グラスロック」、31日から店舗が順次開業へ

財経新聞 / 2025年1月29日 10時20分

31日から店舗が順次開業するグラスロック(森ビル発表資料より)

 東京都の虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合に組合員として参加する不動産大手の森ビルは、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーに新商業施設「グラスロック」(港区虎ノ門)が完成し、1月31日から4月9日までの間に店舗が順次開業することを明らかにした。グラスロックの開業で虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの再開発事業は完結する。

 グラスロックは地下3階、地上4階建て延べ約8,800平方メートル。地下2階から地上3階の約2,700平方メートルの空間に個性豊かな7店舗が出店するほか、地上2階を幅員約20メートルの大規模歩行者デッキ「T-デッキ」が貫通する。

 出店するのは、地下2階にメガネの「オンデーズ」、米サンフランシスコ発のライフスタイルブランド「バナナ・リパブリック」。1階にバラの専門店「ローズ・ギャラリー」、チョコレートの「ブノワ・ニアン」、カフェの「タリーズ」。2階にクラフトビールカフェの「うちゅうブリューイング」、2、3階に丸善ジュンク堂の新業態書店「マグマブックス」。

 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーは、A-1街区にある地上49階建てのステーションタワー本体、A-2街区のグラスロック、A-3街区の江戸見坂テラスで構成される。地下に森ビルの請願で設置された東京メトロ虎ノ門駅があり、地下2階でグラスロックと直結する。ほかに駅と一体で整備された駅前広場が設けられている。

 オフィスやホテル、商業施設などが入るステーションタワー本体、オフィスと住宅、商業施設の江戸見坂テラスは2023年に開業している。グラスロックの完成で虎ノ門ヒルズ ステーションタワー全体の商業空間は約170店、約2万6,000平方メートルに広がる。

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