近鉄四日市駅前の三交ビル建て替え、ホテルと店舗の複合施設が2028年開業へ
財経新聞 / 2025年2月2日 19時5分
近鉄グループの三交不動産は、三重県四日市市の近鉄四日市駅前にある賃貸オフィスビル「四日市三交ビル」(四日市市浜田町)を建て替え、ホテルと店舗で構成する商業ビル「四日市三交ビルアネックス」とすることを決めた。隣接して整備中の「四日市駅前三交ビル(仮称)」が四日市三交ビルの名前を受け継ぎ、オフィス需要の受け皿になる。
四日市三交ビルアネックスは13階建てで、1階に店舗、2階以上に客室約170のホテルが入る。ホテルは近鉄グループの三交インが運営する予定。外観は新しい四日市三交ビルと調和が取れた形とし、2つのビルが駅前のランドマークになるようにする。7月ごろから解体工事に入り、その後建て替え工事に着手する。総事業費約50億円。
新しい四日市三交ビルは14階建てで、1階が店舗、2階以上がオフィスになる。環境認証の「ZEB Ready(ゼブレディ)」、「CASBEE(キャスビー)-スマートウェルネスオフィスSランク」を取得しており、高効率型空調・給湯設備、LED照明などを採用した環境配慮ビルとして登場する。民間事業者が開発した賃貸オフィスビルとしては三重県最大になるという。
2023年から工事を進めてきたが、3月に完成する見込みで、その後テナント向けの工事を施す。総事業費は約80億円。
現在の四日市三交ビルは鉄筋コンクリート5階建て延べ約1,800平方メートル。1972年の建築で老朽化が進んでいた。
近鉄四日市駅前は国のバスタプロジェクトで新たなバスターミナルが整備されているほか、四日市市が2つのビルが面する中央通り周辺の整備事業に取り組んでいる。このため、三交不動産は新たなビジネス、観光需要が生まれるとみて、ホテルと店舗の開発に踏み切った。
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