「ビットコインを知るにはビットコインを買うべし」PwCが学生にアドバイス

ZUU online / 2017年3月4日 11時10分

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「ビットコインを知るにはビットコインを買うべし」PwCが学生にアドバイス(写真=Thinkstock/GettyImages) (ZUU online)

2017年に入り二度も最高値を更新したビットコインだが、価格変動は健在といった感が否めない。

しかし豪、カナダといった国ではビットコイン促進が盛んになっているほか、世界4大会計事務所のひとつ、PwC(プライス・ウォーターハウス・クーパース)が、キャリアアドバイスの一環として「ビットコイン購入」を推奨するなど、ポジティブな流れは感じられる。

■市場が不安定な市場がビットコイン価格を押しあげる?

2月24日、史上最高値を更新したビットコイン。貯蓄確保に奔走する投資家が中国やベネズエラで急増し、価格を1201.81ドル(約14万円/Coindiskデータ)まで一気に押しあげた。

前回最高値を更新したのは今年1月4日だ。しかし直後に急落。1月11日には776.98ドル(約8万7573円)まで落ちこみ、それを境に再び上昇を始めるという相変わらずのジェットコースター変動を継続。

ビットコインを早期から分析しているウェッドブッシュのアナリスト、ギル・ルリア氏を始め、多くの専門家が「世界的な法定通貨に対する不安感」や「規制強化」が、ビットコイン価格を吊りあげる主な要因と見なしている。

ベネズエラなどはわかりやすい一例だ。すでに原油安で弱化していた経済が、昨年12月の高額紙幣への移行延期でさらに悪化。インフレ率500%に達したといわれている。自国通貨より仮想通貨を安全視する国民が増えているのも無理はない。

中国では資本・通貨規制による締めつけがますます強くなり、投資家は自国通貨の対象外である仮想通貨に走らざるを得ない状況だ。

こうした前提で予想すると、市場が不安定であればあるほどビットコイン価格は上昇を続けるということになる。果たして本当にそうなのだろうか。

■仮想通貨は予想のつかない「生き物」

「市場の変動」はビットコインの最大の強みでもあり弱点でもある。通常の為替相場同様、ビットコインは非常に些細な出来事に、忠実なまでに反応する。

Brexitやトランプ政権誕生といった不安定要因には値上がりを見せ、ビットコイン取引所がハッキングされたといった報道には値下がりする。1月の価格暴落の理由も、中国当局がビットコインの監視を強化するとの懸念が広がったことが引き金となった。

仮想通貨は歴史も浅く取引範囲も限定されているため、様々な意味で予想のつかない「生き物」である。知識や経験豊富なビットコイン専門家の間でも、その変動ぶりを予測するのは至難の業のようだ。それを証拠に、専門家による2017年の価格予想も800ドルから3万5000ドル(約9万184円394万5550円)からまで、てんでばらばらである。

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