個人年金保険とは?メリット、デメリットを徹底解説

ZUU online / 2017年8月13日 11時10分

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個人年金保険とは?メリット、デメリットを徹底解説(写真=MK photograp55/Shutterstock.com) (ZUU online)

老後の備えは十分ですか?

生命保険文化センターが2016年度に、18歳~69歳の男女を対象に「生活保障に関する調査」を実施しました。その中で「老後資金に対する充足感を尋ねたアンケート」を行ったところ、回答のあった約4000人のうち「充足感なし」と答えた人が71%と多数を占めていたそうです。

一方で、老後資金の準備のために個人年金保険に加入している人は21.4%、回答者の5人に1人は加入していることになります。老後に備えている人の多くが活用している個人年金保険。ここでは、特徴やメリット・デメリットを解説します。

■個人年金保険とは?

個人年金保険は、国民年金や厚生年金などの公的年金に上乗せをする目的で加入する、私的年金の一つで、保険会社や銀行などで貯蓄型保険として販売されています。

保険料は一時払いのほか、20年、30年と一定期間積み立てることもでき、60歳や65歳など契約時に決めた年齢に達してから、5年や10年などの一定期間もしくは一生涯にわたって年金を受け取る仕組みです。退職から公的年金が支給開始されるまでの間、収入が得られない期間に受け取ることができるのも大きな魅力です。

また、個人年金保険で支払った保険料は、年間最大4万円分が所得控除(☆)されるため、節税の効果もあります。例えば、所得控除額が4万円で所得税10%、住民税10%の場合、税金が8000円安くなるのです。

☆控除(こうじょ)とは?
税負担がなるべく色んな人にとって平等になるように考えられた「配慮」のこと。例えば、妻というパートナーを養っている人については、単身者に比べると生活をするのが大変なので、税金の負担を軽くしてあげましょう、という制度が「配偶者控除」です。

■公的年金制度と何が違う?

そもそも、国民年金や厚生年金などの公的年金と個人年金保険とでは、根底にある考え方が大きく違います。

公的年金は「世代間扶養」という考え方のもと、「賦課(ふか)方式」で運営されています。賦課方式とは、今、働く現役世代が払っている保険料を、現在の年金受給者への支払いに充てるというやりかたです。そして、今の現役世代が年金を受け取るとき、その年金に充てられるお金を払うのは、もっと下の世代になります。

ちなみに、現在は現役世代おおよそ3人で年金受給者1人を支えていて、もしこのまま少子高齢化が進めば、2050年には現役世代1人で年金受給者1人を支えなければならなくなると言われています。

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