日米が祝日のため市場参加者減、ただ材料としてはNZ売りが意識されそうだ

ZUU online / 2017年10月9日 11時20分

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日米が祝日のため市場参加者減、ただ材料としてはNZ売りが意識されそうだ(写真=PIXTA) (ZUU online)

前週末発表された米雇用統計については、非農業部門雇用者数は前月比3.3万人減と予想の前月比8.0万人増に反して減少したものの、失業率が4.2%と予想の4.4%より強い内容となったうえ、平均時給が前月比0.5%増と予想の前月比0.3%増を上回ったため、ドル円は上値を拡大する動きとなりました。ただ、その後は「北朝鮮は今週末、米西海岸に到達可能なミサイル試射の用意が整った」との報道をきっかけにリスク回避の円買い、ドル売りが優勢となり、ドル円は113円半ばから112円半ばまで下落してNYクローズを迎えました。

本日は東京市場が休場となり、米国市場もコロンブスデーで祝日となるため市場参加者は大きく減少する見通しです。もっとも、明日は本邦の衆議院選挙公示や北朝鮮労働党創立記念日を控えており、突発的なヘッドラインによりマーケットが振り回される地合いが想定されます。トランプ米大統領が北朝鮮問題の解決策は一つしかないと軍事行動に含みを残した発言をしており、明日10日のマーケットは神経質な動きになりそうです。

本日は、東京、米国市場が休場となるため、大きく方向性を見出すような動きにならないと考えられます。ただ、9月23日実施されたNZ総選挙の最終結果が発表され、与党・国民党と最大野党・労働党がいずれも過半数を獲得できなかったことが確認されると、NZ政局の先行き不透明感を嫌気したNZ売りが目立っているため、NZドルの戻り売りを基本戦略として考えています。0.7130ドル付近上抜けを損切りラインに設定し、0.7100ドル付近での戻り売り、目先のサポートラインである0.7020ドル付近を利食いの目安とするトレードに妙味がありそうです。

本日は、独・8月鉱工業生産(季調済)(前月比)が予定されています。

FF金利先物による年内のFOMC追加利上げ織り込み度は約92%になっており、金利選好資金のドル買いが入りやすい状況になっています。

(提供:FXプライムbyGMO)

高野やすのり
慶應義塾大学卒。チェース・マンハッタン銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)、スイス・ユニオン銀行(現UBS銀行)などでインターバンクディーラー業務等に従事。現、(株)FXプライムbyGMOチーフストラテジスト。

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