IPO戦線に変化あり? 「前評判が低い」からこそ狙い目な理由

ZUU online / 2017年10月13日 6時0分

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IPO戦線に変化あり? 「前評判が低い」からこそ狙い目な理由(写真=PIXTA) (ZUU online)

IPO市場の後半戦もすでに半ばとなっている。そんな中、IPO投資にチャレンジしたいがまったく当選せず、諦めムードになっている投資家も多いだろう。

何かと話題となりやすいIPOだが、最近はその流れに変化が見られる。初値で暴騰する株ではなく、前評判は低く、初値がそれほど上がらない株に変化の動きが顕著なようだ。

ここではそんな前評判は低かった株の変化に収益チャンスがあることをお伝えし、その狙い目の理由と狙い方について解説していく。

■前評判は低かったのに人気化する

IPOの醍醐味はなんといっても、上場時の「上昇の力強さ」である。上場時に最初につく値段を初値というが、上場前の公募価格に対して2倍、3倍という異常な値段がつくことも稀ではないためIPO投資は多くの投資家を魅了する。

また超人気株の場合、初値形成後も株価が引き続き跳ね上がることがあり、一部の投資家からはセカンダリー投資(初値後の投資)として人気がある。

一方で数あるIPO銘柄の中には前評判が低い株も上場することがある。そんな銘柄は株価も初値形成時で募集価格を下回ることもあるため、初値形成後もそれほど資金が流入せず株価が泣かず飛ばずとなることが多い。しかし、最近はその流れも大きく変わってきているようだ。

■前評判の低い株が「化けた」驚きの実例3つ

以下の3社はいずれも上場前は注目度がそこまで高くなかった企業である。上場前の公開価格、初値、その後の高値の3つの数値をそれぞれ記載しているのでまずは眺めていただきたい。

【ソレイジアファーマ <4597> 】
公開価格185円 
初値234円(公開価格から26.4%上昇)
高値652円(初値から178.6%上昇)

【クロスフォー <7810> 】
公開価格730円 
初値1051円(公開価格から43.9%上昇)
高値1810円(初値から72.2%上昇)

【テックポイント・インク <6697> 】
公開価格650円
初値1072円(公開価格から64.9%上昇)
高値2242円(初値から109%上昇)

数値だけを見ると評判の割には初値が上出来だといえる。だからこそ、初値はすでに行き過ぎですぐに株価は売られるのではないかと思うのが普通である。

しかし、いずれの企業も初値形成後の上昇が非常に大きいことがわかるはずだ。公開価格と比べるとどの企業も高値は2〜3倍まで買い進まれていて、初値で大幅にあがる人気株と対して変わらないほどの人気の高さを見せている。

つまり、これらは上場前の注目度は低くても、上場後の動きを追うと驚きのパフォーマンスが上がることを如実に示すものといえる。

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