時価10~20万ドルのダイヤ5個収納、新たな安全資産?電子商品「投資用ダイヤモンド」発売

ZUU online / 2018年2月14日 17時40分

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時価10~20万ドルのダイヤ5個収納、新たな安全資産?電子商品「投資用ダイヤモンド」発売 (画像=Diamondmintサイトより) (ZUU online)

シンガポール・ダイヤモンド投資取引所(SDIX)が新たな投資商品「ダイヤモンド塊(Diamond Bullion)」を発売した。どことなく金塊を思わせるデザインをほどこしたクレジットカードサイズの容器に、時価10万~20万ドルの研磨済みのダイヤモンド5個が納められている。SDIXのモバイルアプリやサイトを通し、リアルタイムな価格データに基づいた取引が行える世界初の投資グレードの電子ダイヤモンド取引商品だ。

天然のままのダイヤモンドの売上は2030年にかけて年間1~4%、供給は最高1%の成長を続けるとの予想されているなど、ダイヤモンド市場は低迷から回復の兆しを見せている。

■洗練されたデザイン、追跡マイクロチップ内蔵

2017年10月にから発売されているこの新商品。ケースはゴールド、シルバーの2色から選べ、ちょっとしたディスプレーとしても目をひくだろう。発行元はシンガポール・ダイヤモンド・ミントカンパニーだ。

投資家はSDIXのモバイルアプリやサイトから常にリアルタイムな価格データを知ることができるほか、ダイヤモンドの取引から鑑定、関連データへのアクセスまで豊富なサービスツールを利用可できる。ほかのコモディティー取引にように卸値で取引し、プロセスに透明性と信頼をもたらすことで、ダイヤモンドが安全資産に生まれ変わる。

またマイクロチップを内蔵 しているため、紛失や盗難の被害にあった際、簡単に追跡可能だ。

トレーダーはSDIXの電子決済取引機関に登録されるが、将来的にはブロックチェーン技術を利用した分散型台帳システムの導入も検討中だ。

■ミントカンパニー会長「投資家がダイヤモンドの真の価値にアクセスできる初の機会」

SDIXは世界初のダイヤモンド投資専用取引所 として2015年に設立された。これまでダイヤモンドが資産取引には不向きとされてきた理由は、天然の鉱物であるがゆえに原石の価値が主観的であったためだ。一方同じ天然の鉱物にも関わらず、金は安全資産としての地位を確立している。

SDIXはこうしたハードルを取り除き、ダイヤモンドを金と同等の安全資産の位置付けに押し上げることを目標としている。シンガポール・ダイヤモンド・ミントカンパニーのタン・スリ会長が「ダイヤモンド版金の延べ棒」と称する新商品は、「投資家がダイヤモンドの真の価値にアクセスできる初めての機会」と期待されている。

SDIXの試みによってダイヤモンドが安全資産として受け入れられる環境が整えば、投資商品として世代を超えて受け継がれていく資産になる可能性は高い。

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