ますます進化するブロックチェーン技術!今後の動向は?

ZUU online / 2018年12月6日 12時0分

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(写真=spainter_vfx/Shutterstock.com)

ブロックチェーンはビットコインを端緒に、仮想通貨の基盤技術としてまたたく間に、その名を社会に知られるようになりました。しかし企業経営者の方も含め、ブロックチェーンはIT社会のごく一部で用いられている特異な技術と思われている節もまだあるようです。

ブロックチェーンは今や、仮想通貨のみならず、医療、芸術、ビジネスシーンなどさまざまな分野で変革を成し遂げるものとして、さらなる研究開発が進められています。本稿では、ブロックチェーンの基本的な仕組みから、今後の技術革新の動向について解説します。

■国内医療の市場規模に並ぶブロックチェーン市場

ブロックチェーンはビットコインに代表される仮想通貨によって一気に知名度が広まりましたが、その歴史は意外にも古く、1990年に暗号学の学会でその源流を垣間見ることができます。ビットコインが台頭する以前から、ブロックチェーンの考え方はアカデミズムやビジネスなど広い分野で流通している技術であったといえるのです。

2016年の経済産業省の調査によると、ブロックチェーン関連技術の潜在的な市場規模は67兆円と試算されています。これは国内医療・福祉業界の約68兆円に並ぶほどの大きな市場規模です。このようにブロックチェーンは政府が採用するほど信頼性が厚く、さらなる研究開発が期待されている技術なのです。

■そもそもブロックチェーンとは?

ブロックチェーンは仮想通貨の一技術と思われがちですが、実際には「分散型ネットワーク」と呼ばれる通信ネットワークの基盤技術に位置します。ブロックチェーンの特徴は「非中央集権的」なシステムです。これまでのデータベースは、データのやり取りを行うにあたり、システムの中央に位置するサーバーが必要でした。しかしブロックチェーンを活用すると、すべてをコントロールする中央集権的なサーバー部分が不要となり、代わりにすべての運用を個々人のユーザーが担うことになります。

ブロックチェーンは分散されたデータを各ユーザーがそれぞれ保持します。そしてこれらのデータを「ブロック」と呼ばれる単位ごとにつなぎ合わせていくことで、一連の取引を成立させるため、ブロックチェーンと呼ばれているのです。

ブロックチェーンはデータが分散されるため、情報漏洩が極めてしにくく、高い機密保持性を持っていることが特徴です。また、中央となるサーバーが存在しないため、低いコストでスピーディな取引ができることも魅力の一つとされています。

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