豪ドル円レジスタンスは80円⇒79円

ZUU online / 2019年2月22日 13時20分

ブレグジット交渉で渦中のメイ英首相は、親EU派の閣僚の大量辞任を回避するため、EUとの間で北アイルランドのバックストップ見直しでの合意を急いでいます。20日のユンケル委員長との会談では、大きな前進はなかったものの継続協議を約束し、週末にバックストップの時限性を法的に保証する合意を交わす可能性が浮上しています。週末中にバックストップの見直しで合意できない場合、二度目の下院採決が再び否決された場合、27日に協議期限の延長を求める修正動議が可決される可能性が高く、政府は協議期限の延長に舵を切ることになります。親EU派閣僚の辞任で期限延長が決まる場合は、延長後に改めて必要な合意受け入れの是非を問う下院採決で賛成多数に持ち込むことが難しくなるため、3月に入っても依然として不透明感が強まる場合は、自ずとポンドの上値が重くなってくる可能性が考えられます。

◆111円レジスタンスは機能するも、値幅があまりにも小さい

ドル円のレンジ戦略に舵を切りましたが、やはりと言うべきか値幅は非常に小さなものになっています。欧州通貨にやや方向性が出てきていることもあり、110.80円のドル円ショート、このポジションは110.60円にて手仕舞。あくまで短期的にはユーロドルが上昇に向かいそうなため、1.1280ドル下抜けを撤退目途として、1.1320ドル付近でのロング、利食いについては、まずは1.1380ドルに到達できるかどうかを見極めます。

◆海外時間からの流れ

本日早朝に予定されていたロウ・RBA総裁の講演については、前回の同総裁発言で豪ドルが急落したこともあり、終始歯切れの悪い発言となり、マーケットが動意付くことはありませんでした。ただ、中国との貿易関連での不透明感が一層強まっており、決して状況がポジティブでないことは確かでしょう。基本的には戻り売り、従来は80円レジスタンスでしたが、現在は79円のラインがレジスタンスとして意識されていると思われます。

◆今日の予定

本日は、独・2月IFO景況指数、ユーロ圏・1月消費者物価指数(確報値)、加・12月小売売上高などの経済指標が予定されております。要人発言としては、ウィリアムズ・NY連銀総裁、ドラギ・ECB総裁、クラリダ・FRB副議長、ブラード・セントルイス連銀総裁、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、クオールズ・FRB副議長などが講演を行う予定です。

(提供:FXプライムbyGMO)

FXプライムbyGMO情報分析チーム
為替のみならず、株式、商品相場の経験者が多角的な目線でマーケットを分析します。執筆者は営業推進部マーケッツグループ長、稲井有紀、グループ長代行、崔 敏樹。

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