週間見通し:押し目なのか、それとも強気相場の最後なのか?

ZUU online / 2019年3月11日 20時30分

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(画像=oatawa / Shutterstock.com)

  • 米主要株式指数は先週、すべての営業日で下落した
  • 最近の小型株のアウトパフォームはインフレの上昇を示している
  • 米国債は株式がさらに下落することを示している
  • ドルとWTI原油は弱気相場入り

2017年9月以来で最も低調な結果となった雇用統計を受けて、先週はマーケットにとって最悪な1週間となった。今週の株式市場は強気相場の終焉を前に最後の上昇となるのか、それとも買いの機会となるのかを疑問に思うだろう。

米国株式市場は先週1週間すべての営業日で下落し、ドルも下落した。S&P 500、ダウ平均株価、ナスダック総合指数、ラッセル2000はそれぞれ日中の安値からは反発しているものの、クリスマスイブぶりの安値で取引されている。

■下降トレンド下での上昇

8日のS&P 500は0.21%安であった。原油価格の下落を受けて、エネルギーセクターが1.87%でアンダーパフォームしている。エネルギーセクターは0.7%安の生活必需品セクターや0.21%安のヘルスケアセクターと比べて大幅に下落している。ディフェンシブセクターである公益事業セクターが0.35%でアウトパフォームしている。

週次では、同指数は2.16%安であった。エネルギーセクターが3.84%でアンダーパフォームしており、民主党の推進する「公的医療保険制度」により注目を集めているヘルスケアセクターが3.82%安で、エネルギーセクターに続いて不調なセクターであった。

テクニカル分析の観点では、同指数は2800の水準で下落に転じた。これはクリスマス以降で最も高い水準ではあるが、9月の最高値以降の下降トレンド下における調整局面の上昇であると考えられる。

10月17日の最高値である2816.94は未だ打ち破られていない限り、まだ我々は長期で下降トレンドと見ている。また、8日の同指数は窓を開き、200日移動平均線を下回った。50日移動平均線は100日移動平均線を上抜けする直前である。12月の安値以降の上昇トレンドラインは6日に崩れた。

8日のダウ平均株価は0.09%安、週次では2.21%安となっている。テクニカル分析の観点では、2018年1月以降でS&P500と同様に下方行へ傾いた巨大なヘッドアンドショルダートップを形成している可能性がある。200日移動平均線がネックラインと交わりつつあることに注目すべきである。

8日のナスダックは0.18%安、週次では2.34%となっている。

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