深夜・休日にメールする上司が残念な理由 伊庭正康(らしさラボ代表)

ZUU online / 2019年3月14日 20時30分

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深夜・休日にメールする上司が残念な理由 伊庭正康(らしさラボ代表)(画像=THE21オンライン)

■プレイヤーとして優秀だった人ほど要注意!

今、この瞬間に部下に伝えておきたい。忘れてしまいそうだし、明日には別の仕事があるので、夜のうちにメールを送っておこう──。営業リーダー研修を数多く手がける伊庭正康氏は、「多くの管理職がやりがちなことだが、これは完全にNG。部下の離職やメンタルダウンにもつながりかねない危険な行為だ」という。どういうことなのか──。

※本稿は、伊庭正康『できるリーダーは、「これ」しかやらない』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。

■2000年代とは常識が変わった

かつては、夜や休日のうちに部下へメールをしても、何の問題もありませんでした。

でも、今は違います。人事部も容認できない、重大な問題行動になっています。

仕事を任せた部下のことが気になっても、夜や休日にメールをしてはダメなのです。

これも時代の常識が変わったことが大きく影響しています。

1つは時間外労働にあたる、といったコンプライアンスの観点から。

もう1つは、部下が必要以上にプレッシャーを感じてしまう、といったリスクマネジメントの観点から。部下がメンタルダウンしたり、そこまでいかずとも、離職をしてしまったりすると本末転倒です。

■離職率がアップする原因にも

「なんて、ひ弱な!」と思われた方もいるかもしれません。

そうじゃないんです。

ビジネスのルールが「厳格」になった、それだけのこと。

ウチの会社はそこまでではない、と思われたとしたら、その考えは危険です。

会社がそうであったとしても、新人の離職率に影響が出る可能性は高いのです。

だって、転職エージェントに行けば、好条件の仕事をいくらでも紹介してもらえる時代です。

「ウチの会社は、大丈夫でしょ…」は、通用しません。

■「相手の価値観」に配慮する

とはいえ、努力だけで常識を変えることは、なかなか簡単ではありません。

そこで、こう想像してみてください。

「異国・異文化で育った部下に仕事を任せるとしたら、どうするか」、と。

常識が異なるため、「自分と違って当然」と思うためのリセット術です。

私にも外国人の部下がいましたが、職場がいくら忙しくても、6時になるとピタッと帰りました。

また、大手メーカーに入社したスペイン人の知人(新人)は、有給休暇を取らない理由がまったく理解できないと言います。

友人の会社に勤めるアメリカ人の女性は、「飲み会が家族同伴でないのは困る」と言っていました。

「常識は1つではない」と思えてきませんか?

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