ボーイング株は長期的には回復するだろう。しかし、今は買い入れ時ではない

ZUU online / 2019年3月24日 18時0分

「長期的な見通しとしては、787型機といった他の航空機による収益や直近の防衛策、サービス事業の拡大によって、今回のダメージは相殺されると我々は考えている。とりわけ、株価は正当に評価されていると考えられる」と、Edward Jonesのアナリストのジェフ・ウィンドウ氏は投資家に対してのコメントで発表した。

ボーイング株は3月10日の事故以前で33%上昇しており、事故発生以降に約11%下落した。投資家心理の悪化とともに、同社の売上高への不確実性が表れている。

同社はMAX型機の発注、生産中止、ソフトウェアの欠陥を修正することでしか短期的なダメージを逃れることはできないと我々は考えている。そして、同社株が割安でない時期に今回の航空機事故が発生している。同社の時価総額は2016年の1000億ドルから今日の2110億ドルまで急上昇している。直近の株価の下落があった後でも、PER(株価収益率)は21倍の水準で取引されている。現在のPERは、過去5年間の平均PERと同様の水準となっている。

今後、財務的なコストの規模に関する情報や、多くの使用規制によるネガティブ要素が公表されることで、株価の下方圧力は引き続くと我々は考えている。

■要点

ボーイング株は長期的には、今回の事故による下落から回復を遂げるだろう。各航空会社に選択の余地はなく、ボーイング、エアバスのどちらかの機材を利用することになる。それゆえ、市場では同社の長期的な競争優位性を高く評価しており、ボーイング株は未だ年初来18%高となっているのだ。しかし、今回の下落局面はすぐには止まらないだろう。同社株の割安感にあやかる時期はまだ来ていないと考えられる。

著者:ハリス アンワル

(提供:Investing.comより)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング