【羊飼いのFX突撃取材】クロス円を筆頭に急落等の可能性は低いとみる

ZUU online / 2019年4月22日 13時10分

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【羊飼いのFX突撃取材】クロス円を筆頭に急落等の可能性は低いとみる(画像=PIXTA)

2019年4月22日8時時点に竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

■現在の為替相場の傾向や相場観

先週の為替市場の動きを振り返ると、米ドル/円のレンジで40銭とかつて経験したことがないほどの低変動幅を記録し引けた。主要通貨全般にみられる動きで、良い意味で金融市場の安定からのセンチメントの好転、高金利通貨を選好するキャリートレードを継続するのには追い風が吹く。

■現在の為替相場の戦略やスタンス

今週は未だ発表の無い米財務省からの為替報告書、日銀金融政策決定会合、日米財務相会合、日米首脳会談等が予定されているがあまり材料とならないかもしれない。ゴールデンウイーク(以下GW)10連休を前に多くのFX証拠金会社は(非)連続する連休中のスワップ金利を提示、営業攻勢を強めることでミセスワタナベ(日本のFX投資家の総称)は一層「高金利通貨」への熱を高める。GW前に持ち高調整からの株安を予想する声もあるが、株式市場での信用買い残は、直近のデータで前年比では40%弱の削減が完了済み。日経平均株価が高値圏で推移することもあり、売りは限定的と読む向きも多い。今週も株価の高値安定が継続する場合、「豪ドル/円」等のリスク通貨も底堅く推移するとみている。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で111.50~113.00円、ユーロ/米ドルで1.1150~1.1300ドル、豪ドル/円で79.50~81.00円を予想している。

■ゴールデンウイーク(GW)10連休での注意点

まず、為替市場は通常通り取引が可能、一方で東京証券取引所、大阪証券取引所は開かれず、1週間以上継続して休場となるのは33年ぶり、機関投資家を含め事実上リスクヘッジの道は閉ざされる(SGX、CMEは取引可能)。さらにここで休暇中の日程等を確認すると、5月2日(木)FOMC、3日(金)米雇用統計と海外では重要イベントが相次ぐが、株式の投資家は株価の急変動に対処できない。

日本は諸外国に例がない程祝祭日が多く、日曜に重なった場合は月曜が振替、体育の日を筆頭に原則月曜休みも多い。歴史をさかのぼると、東京月曜祭日時に円高が進行した例は多く、これは市場流動性の低下が一因。アジア時間に開かれているシンガポール・香港・東京市場合計の世界の一日の総為替出来高に占めるシェアは20.7%、東京市場単独では6.1%で、東京での実需の取引等が全て消えることから流動性の低下は想像に難くない。

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