過去最高を更新し続けるディズニーランド対USJ 次の一手は何か

ZUU online / 2019年6月8日 15時50分

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(画像=Chih Hsuan Peng/Shutterstock.com)

2018年の東京ディズニーリゾート(TDR)入場者が、過去最高を更新し、3,255万人(前年比8%増)を記録しました。しかし、ディズニーはこれで歩みを止めたわけではなさそうです。今後も施設の拡充や人材への投資でさらなる成長を目指します。

ライバルも、手もこまねいているわけではありません。今回の記事では、TDLに肉薄するユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)や一時の低迷を脱しつつあるサンリオ・ピューロランドの動向にもフォーカスを当てています。

■開業35年を迎えたTDLの将来構想

今でこそマンション群が立ち並ぶ浦安市ですが、オリエンタルランドが一大テーマパーク構想を打ち立てた昭和30年代頃は漁村集落に過ぎませんでした。旧江戸川河口の大三角州葦などの湿原が拡がり、浅瀬では海苔・アサリなどの養殖が盛んにおこなわれていました。ちょうど、現在のTDR一帯に当たります。

TDRも2018年には35周年を迎え、「ハッピエスト・セレブレーション」と銘打ったコンサートなどのアニバーサリーイベントが行われ、お祭り気分を盛り上げました。

さらに「イッツ・ア・スモールワールド(民族衣装の子供たちのハーモニーと世界の船旅が人気のアトラクション)」のリニューアル効果もあり、入場者数の更新につながったようです。

では、TDRの未来は盤石かといえば、そうとばかりも言い切れないようです。例えば、人気映画「アナと雪の女王」のアトラクション化では、香港・パリのディズニーに先を越されました。さらに、混雑の慢性化による顧客満足度低下も懸念材料です。

対抗策として、TDRは2,500億円をかけてディズニーシーを拡張、8番目のゾーンを新設します。ゾーンはアナと雪の女王の世界観をモチーフとし、ピーターパンなど人気キャラクターも取り入れます。さらに周辺にはラグジュアリーホテルも新設予定です。

エリア拡張は、施設の魅力度アップだけでなく混雑緩和にもつながると期待されています。

ディズニーランドエリアも、グランドサーキット・レースウェイ跡地に750億円をかけて「美女と野獣」などをテーマとしたエリアを新設予定で、今後も魅力アップに余念がありません。

■TDRに肉薄するUFJ

西の雄ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)も、追撃の手をゆるめません。2015年には入場者数1,390万人とディズニーシーを超え、世界テーマパークランキング4位につけました。さらに、2016年10月には月間175万人と、単月ながら東京ディズニーランドを抜きました(2017年度以降の入場者数は非公開)。

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