「5G」は今が投資チャンス!?~米中摩擦、波乱決算でも過度の心配は不要か

ZUU online / 2019年5月20日 14時5分

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「5G」は今が投資チャンス!?~米中摩擦、波乱決算でも過度の心配は不要か(画像=PIXTA)

「令和」を迎えた東京株式市場が波乱となっています。日経平均株価はほとんどの営業日で下落し、平成最後の営業日からの下落は一時1,000円を超えました。米中通商協議が難航し中国から米国への輸出すべてに関税が賦課される可能性が台頭するなど、米中通商摩擦が激化の様相を呈しているためです。5/17(金)にはようやく大幅反発となりましたが、底入れと判断するには時期尚早かもしれません。

こうした中、米トランプ大統領は米国企業等が中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術)へ部品等を輸出することを禁じることを表明し、5/16(木)の東京株式市場では、これまで株式市場をリードしてきた「5G関連」の銘柄の多くも下落してしまいました。

しかし、実は足元の米中貿易摩擦や波乱になった上場企業決算等は、いくつかの「5G関連」の銘柄にとって投資好機となっている可能性もありそうです。実際、どのような「可能性」が秘められているのでしょうか。

■ファーウェイ問題の本質

冒頭で触れましたように、米トランプ大統領は米国企業等が中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術)へ部品等の輸出を禁じることを表明し、5/16(木)の東京株式市場では、これまで株式市場をリードしてきた「5G関連」の銘柄の多くも下落してしまいました。

「5G」は「5th Generation」の略語で、「第5世代移動通信システム」のことを指しています。5Gの通信速度は毎秒10ギガ(ギガは10億)ビット超と4Gの1,000倍の容量を持ち、無線区間の低遅延化や、センサーネットワークなどにおける多数同時接続が可能となります。このうち、低遅延化や多数同時接続という特徴は自動運転やIoTを実現する上で必須の技術であり、この点から5Gには、単なる「次世代通信規格」という投資テーマの枠を超えた注目が集まっています。

特に「5G」の「多数同時接続」「超低遅延」が多方面から注目を集めています。「多数同時接続」は、基地局1台から同時に接続できる端末を従来に比べて飛躍的に増やすことです。これまで自宅ではPCやスマホなど数台の接続であったものが、100程度の機器やセンサーと同時に接続できるようになると言われています。「超低遅延」は、通信ネットワークにおける遅延を極めて小さく抑えられることです。自動運転のように高い安全性が求められるものに必要な機能となります。

「4G」までは基本的に人と人とのコミュニケーションを行うためのツールとして発展してきたのに対し、「5G」はあらゆるモノ・人・自動車などが繋がる「IoT」、「自動運転」時代のコミュニケーションツールとしての役割を果たすと言えるでしょう。「IoT」や「自動運転」は革新的な技術であり、それ自体重要な投資テーマですが、「5G」なくして、それらを実現することはできないと考えられます。

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