PayPayの発展から考えるスマホ決済の未来

ZUU online / 2019年5月29日 12時0分

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(写真= MUFG Innovation Hub編集部)

電子マネーやスマホ決済などキャッシュレス文化はここ数年大きく発展してきている。今回は、2018年12月に行われた「100億円あげちゃうキャンペーン」で話題となったスマホ決済アプリ「PayPay」を紹介しながら、今後スマホ決済がどのように拡大していくのかを考察する。

■スマホ決済アプリ「PayPay」とは

PayPayとは、バーコードやQRコードを使って決済できるスマホ決済サービスである。アプリをダウンロード後、会員登録し、残金チャージなどを行うことによって対象加盟店で利用可能になる。支払方法は銀行口座からのチャージ、Yahoo!マネー、クレジットカードの3種類である。PayPay加盟店は毎月増えており、コンビニや家電量販店、飲食店など私たちの身近にある多くの店舗で対応している。

■PayPayはどのように発展してきたか

PayPay株式会社はソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社として誕生し、2018年10月からPayPayの提供を開始した。PayPayはインド最大の決済サービス事業者Paytm(ペイティーエム)と連携しており、同社の技術を活用して日本におけるスマホ決済の仕組みを構築、サービスを拡大してきた。

PayPayの認知度を大きく向上させたのは2018年12月に行われた「100億円あげちゃうキャンペーン」だろう。このキャンペーンでは、PayPayでの支払いによって利用者全員に利用金額の20%相当のPayPayボーナスがキャッシュバックされた(1ヵ月間の上限5万円)。さらに、通常40回に1回(条件を満たせば10回に1回)の確率で当選する、利用金額の全額キャッシュバックが行われた。このキャンペーンには予想以上の反響があり、当初のキャンペーン期間は2018年12月から2019年3月末までの4ヵ月間の予定だったが、わずか10日でキャッシュバック金額が100億円に到達しキャンペーン終了となった。

ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズが行ったPayPayの利用動向調査では、PayPayの起動ユーザーは2018年12月3日時点では104万人程度だったが、キャンペーン開始初日の12月4日には約203万人と倍増し、週末(12月7日,8日)には約366万人に到達した。

その後も様々なニュースで取り上げられ話題となり、キャッシュバック金額の合計が上限の100億円に達した12月13日には、約471万人がアプリを起動した。このキャンペーンによって新規登録者数が増加し、2018年12月の1ヵ月間にPayPayを新規登録した約541万人のユーザーのうち、約90%にあたる489万人の登録日がキャンペーン期間の10日間に集中しているという結果になった。

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