不動産投資で知っておきたい固定資産税の基礎知識

ZUU online / 2019年6月14日 13時5分

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(画像=Feng Yu/Shutterstock.com)

不動産投資を検討する際、イニシャルコストに目が行きがちですが、賃貸物件を運営した後のランニングコストも無視できません。大きなランニングコストの一つとなるのが「固定資産税」です。賃貸用の土地や建物を購入した場合、自宅を購入したときと同じく、毎年固定資産税を払うことになります。今回は不動産投資で知っておきたい固定資産税の基礎知識について解説します。

■固定資産税とは

固定資産税とは、一戸建てやマンションなどの建物や土地、事業用の機械や備品などといった償却資産などについて課される税金です。マンションについては、その持ち分に応じて、建物・土地の両方の固定資産税を払う必要があります。

●納税義務者は所有者

固定資産税の納税義務者は建物や土地の所有者であり、使用者ではありません。毎年1月1日(課税の基準日)、各自治体の固定資産台帳にその固定資産の所有者として登録されている人に納付書が送られます。年の途中に引っ越しなどで固定資産を譲渡したとしても、その年の1月1日にその固定資産を保有していた人に納税義務があるのです。

そのため、年の途中で一戸建てやマンションの売買が行われた場合には、買い手が日割り計算で固定資産税を売り主に支払うことが不動産業界の慣習となっています。

●年に4回の支払い

固定資産税の納付期限は原則として「4月・7月・12月・2月」となっていますが、自治体ごとに納付期限を定めることもできます。また、全期全納として一括で支払うことも可能です。たとえば、東京都23区(※)における2019年度の固定資産税の納期・納期限は次のようになっています。

第1期 納期は2019年6月1日~7月1日(納付期限は7月1日)
第2期 納期は2019年9月1日~9月30日(納付期限は9月30日)
第3期 納期は2019年12月1日~12月27日(納付期限は12月27日)
第4期 納期は2020年2月1日~3月2日(納付期限は3月2日)

※通常、固定資産税の納付先は市区町村ですが、東京都23区内については特例で東京都に納付することとなっています。

固定資産税は、所得税などと異なり各自治体が固定資産の価格や納税額を計算し、納税者に通知する「賦課課税方式」となっています。そのため、毎年固定資産税の納付書が送られてきます。こちらに納期限が記載されているので確認してみるとよいでしょう。

●対象は土地・建物・償却資産

不動産投資における固定資産税の課税対象はおおよそ次のようになります。

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